最近、下腹がぽっこりしていたり、便秘になっていませんか?
もしかしたら、腸が下がって動きが鈍り、消化に時間がかかっているかもしれません。
また、ダイエットをして体重は落ちたのに、お腹が痩せない方やお腹だけが出ている方は、内臓の下垂が原因かもしれません。
今回は内臓の下垂を止めるヨガポーズと呼吸法をご紹介していきます。
悩んでいる方は、ぜひやってみてください!
内臓が下垂する原因とは
内臓が下垂するのはどのような原因で起きるのか詳しく解説していきます。
姿勢が悪い
姿勢が悪いと言っても、猫背と反り腰など様々ありますが、猫背の場合は、骨盤が後ろに倒れて傾き、背中が丸くなっている状態です。
猫背になると、骨盤がしっかりと上半身を支える正しい姿勢ではなくなり、骨盤の上にある内臓は徐々に下垂してきます。
胃や腸が本来の場所に収まらずにぽっこりお腹になり、内臓が下垂してしまうのです。
反り腰は、骨盤が前に倒れて傾き、腰が反っている状態です。
骨盤が前に倒れることで背中の筋肉は常に収縮していますが、お腹は伸ばされているので、腹筋が弱くなり、内臓が下垂していきます。
骨盤の歪み
骨盤が左右どちらか、または前後どちらかに傾くことで、身体全体のバランスも歪み内臓の位置が下がっていきます。
骨盤が歪むと、骨盤と連動している筋肉がうまく使えず、内臓の下垂の原因になります。
筋力低下
胃や腸などの内臓は、腹膜という膜に包まれて落ちないようになっています。
内臓の位置を保つためにお腹周りのインナーマッスルが働いています。
お腹周りのインナーマッスルが弱くなることで、内臓が下垂する原因につながっていきます。
内臓が下垂することによるデメリットとは
内臓が下垂すると下腹がぽっこり出てしまうということだけでなく、それ以外にも様々なデメリットがあります。
内臓下垂が招くデメリットについて、さっそくご紹介していきます。
便秘
下垂した内臓によって、腸が圧迫されてしまうことで、腸の働きが鈍くなって便秘になってしまうことがあります。
また、腸が圧迫されることでお腹の中にガスが溜まり、膨満感などの違和感を感じることもあります。
冷え
内臓が下垂することで、内臓同士が圧迫し合い、血流やリンパの流れが悪くなってしまいます。
その結果、冷えを引き起こすことがあります。
基礎代謝の低下
内臓下垂によって、身体の中でも大きな筋肉である腸腰筋が小さくなることで、代謝が下がってしまいます。
基礎代謝が低下すると痩せにくい身体になってしまいます。
生理痛の悪化
下腹部には子宮や卵巣もあります。
内臓下垂が起きると、腸だけでなく子宮や卵巣も押しつぶされてしまいます。
そうすることにより、血行不良で子宮・卵巣が冷え、生理通が悪化の原因につながる可能性があります。