『common』より引用
(画像=『common』より引用)

肥満についての研究は世界中で行われていますが、今注目されているのが食欲に関する遺伝子「MC4R」の存在。太りやすい人と痩せやすい人とでは、持っている遺伝子が違うようです。今回は、食欲をコントロールするという遺伝子「MC4R」について、減量外来ドクターの工藤 孝文(くどう たかふみ)先生に教えていただきました。


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『common』より引用
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新事実!食欲遺伝子「MC4R」の最新研究結果

食欲に関わる遺伝子「4型メラノコルチン受容体(MC4R)」(以下、MC4R)の存在が明らかになり、これが肥満になるか否かを決定づけているのでは?と注目されています。

イギリスのケンブリッジ大学のHPにも、その旨が紹介されています。

こちらの記事よると、約50万人のDNAデータを用いて、その人の体重や身長、病歴について照らし合わせたところ「MC4R」と呼ばれる遺伝子の存在が関係していることを発。「MC4R」の遺伝子が常に働いている人は、その他の被験者と比較して平均2.5kg体重が軽く、2型糖尿病と心臓病の危険性が50%減少していることが分かったそうです。

『common』より引用
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「MC4R」遺伝子自体は、以前から肥満との関係が示唆されてきましたが、今回の研究では、「MC4R」遺伝子から出されるサインがβ-アレスチンという細胞内に発現するタンパク質に伝わるといった、詳しいメカニズムも示されています。

それにより、新たな痩せ薬の開発が進むであろうと締めくくられています。

食欲が湧かない遺伝子!?「MC4R」遺伝子とは

「MC4R」は簡単に言うと食欲を抑える遺伝子のこと。この研究で示された「MC4R」遺伝子が常に働いている状態の人たちが、体重が軽く糖尿病や心臓病のリスクが低かったのは、そもそも“食べたい欲求が湧かないため”だったのです。

肥満になるか、痩せ型になるかどうかは、食事が大きく左右しているということは誰もがご存知ですよね。食の細い人は、摂取カロリーが少なく、太ることがないのです。あなたの周りにいる、何もしていないのに痩せている人は、遺伝子レベルで違うのもかもしれません。

「MC4R」遺伝子がオフだと太る

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「MC4R」自体は珍しいものではなく、多くの人は、満腹になると「MC4R」遺伝子が働き、お腹が空けば「MC4R」遺伝子がお休みの状態になります。

食欲が止まらない、常にお腹が空いているという人は、「MC4R」遺伝子が常にオフの状態だと考えられます。そのため、いくら食べても満腹のサインが脳に送らず、食べ過ぎてしまい太ってしまいます。さらにそのような生活を続けていれば、糖尿病や心臓病といった疾患のリスクも高まると思います。

つまり、痩せるためには「MC4R」遺伝子を常にオンにすればいい・・・と言いたいところですが、遺伝子は基本的には変えることはできません。ヒトの遺伝時は、約2万2,000個ありますが、そのいずれも原則書き換えることはできないのです。これは代謝に関わる肥満遺伝子についても同じです。