社会人になり運動習慣が減ってしまうと、どんどんカラダは硬くなるもの。
股関節も硬くなりやすい部分の一つです。
今回は股関節を柔軟にするメリットと、柔軟性を高めるヨガポーズをご紹介します!
合せきのポーズで股関節の硬さをチェック
合せきのポーズは、ヨガの基本的な座位のポーズのひとつ。
「合せき」とは足の裏同士を合わせることです。
このポーズは股関節の柔軟性を高めることで知られていますが、股関節まわりの柔軟性を測れるポーズでもあります。
まずは合せきのポーズで、自分の股関節の硬さをチェックしてみましょう。
合せきのポーズのやり方
- 両足の裏を合わせて床に座る。
- 両方の骨盤に平等に体重を乗せ、カカトはなるべくカラダに引き寄せる。
- 背中が丸くならないよう、背筋を伸ばす。
ヒザの高さが床からこぶし1つ分以内なら、柔らかい股関節と言えます。
また、左右で高さに違いがある場合は、股関節が歪んでいる可能性があります。
ストレッチなどでほぐし、左右が均等になるように調整しましょう。
股関節を柔軟にするメリットとは?
股関節が硬くても日常生活に支障はない…と、思っている方もいるかも知れません。
ですが股関節の柔軟性を高めることは、普段の生活にもメリットがあるものです。
股関節を柔軟にする具体的なメリットをご紹介します。
怪我の防止
股関節が動きにくいと、怪我を招く恐れもあるのです。
股関節まわりの筋肉が硬くなり股関節の可動域が狭まると、カラダ全体が動きにくくなってしまいます。
そのため、カラダのバランスを崩して転倒しやすくなったり、カラダの他の部分に負担をかけて怪我を招いたりする可能性が…。
股関節の柔軟性を高めることは、カラダを動きやすくして、怪我の防止につながるのです。
血行促進
股関節が硬いということは、股関節まわりの筋肉がこり固まって収縮している状態です。
そのような状態だと、血液の循環が悪くなり血行が滞ってしまいます。
血行不良は、むくみや疲労の原因となり、怪我の回復なども遅くしてしまうもの。
股関節を柔らかくすることで、血行が促進され酸素や栄養がカラダに行き渡りやすくなり、疲労が回復しやすくなる、などの効果が期待できます。
痩せやすくなる!
股関節が硬いと、血液の循環が悪くなってしまい、代謝も悪化してしまいます。
股関節の柔軟性がアップすると、股関節の可動域が広がり、血行が促進され代謝もアップ。
動きやすく、痩せやすいカラダにつながるのです。