トイレの洗浄をいつも「大」で行う

トイレを流すとき、いつも「大」で流したり2度流しをしたりすると、水の使用量が増えます。住宅設備機器メーカーの「TOTO」によると、大小の洗浄をきちんと使い分けると1回あたり最大2L節水できるそうです。

ちなみに、東京都水道局の「平成27年度一般家庭水使用目的別実態調査」では、家庭用水の約21%はトイレで使用されているとのことです。後述する検針票には、(上)水道・下水道ごとの料金が記載されているので、あわせて確認しましょう。

水道使用量(検針票)をよく見ずに支払っている

水の使用量が多ければそれだけ水道代も上がりますが、「水道使用量等のお知らせ(検針票)」で請求額だけを確認し、使用量を見ずに支払っていると節水や節約につながりません。

検針票には、請求期間中だけでなく、前回および前年同期間中の使用量が記載されています。これらを確認するクセをつければ、節水に努められるはずです。日々の行動を見直し、水道代の節約につなげましょう。

文・續恵美子(日本FP協会認定CFP®)
生命保険会社にて15年勤務した後、ファイナンシャルプランナーとしての独立。生きるうえで大切な夢とお金のことを伝えることをミッションとして、マネー記事の執筆や家計相談などで活動中。

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