物価やエネルギー代の高騰が続く昨今、さまざまなシーンで節約が必要になってきます。その中でもお風呂、トイレ、食器洗いなどに毎日使う水道は、その使い方を少し意識するだけで節約につながります。

では、どのようなことを意識して節水すればいいのでしょうか。ファイナンシャル・プランナーの續(つづき)恵美子さんに、水道料金を高くしてしまっているNG行為について解説していただきます。

週に何度も洗濯をする

週に何度も洗濯すると、当然使う水の量が多くなるため、水道代が上がります。まとめ洗いを心がけても、たとえば子どもが学校の体操着を洗濯に出し忘れたり、靴下を部屋に脱ぎっぱなしにしたりすると、必要に迫られて洗濯回数が増えかねません。

節約のためには、家族みんなに節水の意識付けをすることも大切です。

シャワーや歯磨きの際、水を出しっぱなしにしている

シャワーや歯磨き、食器洗いなどで、水を流しっぱなしにするのはNGです。こまめに水を止めたり、歯磨きのうがいはコップに入れた水で行ったりするなど、家族全員で節水に取り組みましょう。

食器や窓など、汚れを拭き取らずに直接洗う

食器や鍋の食べカスや油汚れなどを、拭き取らずに直接洗っていませんか?不要になった新聞紙やチラシなどで拭き取ってから洗うと、洗剤やすすぎに使う水の量を減らすことが期待できます。窓掃除や洗車なども同じように、まずは付着ゴミを拭き取りましょう。