産後ヨガで骨盤矯正

産後ヨガを行うことで、妊娠・出産を経てゆがんでしまった骨盤を矯正することもできます。
出産をすると、骨盤が広がりやすくなり、その骨盤の広がりが体型を崩してしまう原因にもつながります。
そういった意味で、骨盤矯正を行うことで、妊娠前のスタイルに戻していくことも可能です。

出産を経ると骨盤が不安定になり、ぐらぐらに緩んでしまうこともありますが、それも産後1ヶ月程度で収まっていきます。

そういった点もあって、産後1ヶ月程度からヨガを開始するのが良いとされていると考えることができます。
骨盤がぐらぐらの状態でヨガを行うのはリスキーなので、骨盤のぐらつきが収まるまで待っておきましょう。

産後ヨガを行って骨盤の位置を戻していくことで、姿勢も良くなり、立ったり歩いたりするのも楽になっていきます。
産後直後は立ち上がるのも大変という時期がありますが、骨盤を整えていくことで、そういったこともなくなり、妊娠前の普段通りの生活を行うことができるようになっていきます。

産後ヨガにおすすめのポーズ

ここからは、産後ヨガにおすすめのポーズについてご紹介していきます。
産後ヨガでは、普通のヨガと比べて簡単なポーズから取り組み始めることがポイントと言えます。

それは、難しいポーズに挑戦して挫折してしまうよりも、簡単なポーズを継続していくことで効果を見出すことができるからです。

産後ヨガにおすすめのポーズとしては、一番シンプルな「合掌のポーズ」を挙げることができます。
あぐらをかきながら胸の前で手を合わせて、目を閉じるというシンプルなポーズです。

そうすることで、骨盤のゆがみを矯正するだけでなく、全身の引き締めやバストアップ効果にも期待することができます。

また、寝たままあぐらを組み、両手をおでこの前で合わせるポーズもおすすめです。
実際にやってみればわかりますが、下半身から上半身にいたるまで、引き締め効果を実感することができます。

このポーズをキープし続けるのは意外と難しいので、無理をしない程度にゆっくりと時間をかけて行っていくと効果的です。

産後ヨガにおすすめの赤ちゃんポーズ

産後ヨガには赤ちゃんのポーズもおすすめです。
赤ちゃんのように丸まった姿勢をキープすることで、産後にゆがんだ骨盤に柔軟性を持たせることができます。
同時にリラックス効果を得ることもできて、心身共に癒されるポーズです。

また、赤ちゃんのポーズでは、呼吸もポイントになってくると言えます。
息を吐くときに、丸まり感を強め、息を吸うときにやや状態を起こすような気持ちで取り組むと、その効果をより一層享受しやすくなります。

ぜひ、呼吸にも意識を向けながら、赤ちゃんポーズにチャレンジしてみてください。

産後ヨガにおすすめの開脚ポーズ

産後ヨガには、開脚ポーズを行うことも効果的です。
開脚に関してはいつからできるのかという点について、特に個人差があるポーズなので、注意深く行うようにしてください。
あまり無理することなく、自分のタイミングで行うことが大切です。

出産後は、全体的な体の柔軟性も衰えている可能性があります。
そういった意味で、女性らしいしなやかさを取り戻すという点においても効果的なポーズと言えます。

また、開脚ポーズは、背中や太もも、お尻といった筋肉を強化することにもつながり、正しい姿勢をキープしやすくなるというメリットもあります。