テレワーク体制が長く続き、ストレスが限界を迎えている方も多いでしょう。今回は「テレワークによるストレスの原因と解消法」「おすすめのリラックスグッズ」について解説します。この記事を読むと、心身の健康や仕事のパフォーマンス力を取り戻せます。
テレワーク中にこんな不調はありませんか?
ストレスを感じると、人は心身に不調をきたします。
ここでは、ストレスが原因で出やすい症状の例を4つ紹介していきます。
肩こり
ストレスがあると、肩こりとして身体に症状が現れます。
自律神経が乱れて血流が悪くなり、筋肉が固まってしまうのが原因です。
実際にオムロンヘルスケア株式会社が「テレワークによる不調」を調査した際、肩こりは女性で1位という結果が出ました。
出典:PRTIMES/オムロンヘルスケア株式会社|【テレワークとなった働き世代1,000人へ緊急アンケート】新型コロナウイルスによる働き方・暮らしの変化により「肩こり」「精神的なストレス」などの身体的不調を実感
現在肩こりで悩んでいる方は、ストレスも原因の1つかもしれません。
寝付きが悪い
ストレスが解消されないと、寝付きが悪くなります。
自律神経を乱して交感神経を優位にし、身体がリラックス状態にならないのが原因です。
寝付きが悪いと朝の目覚めも悪くなり、午後の仮眠が長くなってしまう場合があります。
すると、夜にまた眠れなくなるという負のサイクルに陥ります。
なかなか寝付けない方は、すぐに改善した方が良いでしょう。
集中できない
ストレスや悩み事があると、仕事に集中しづらくなります。
ストレスによって睡眠不足になると、集中力や注意力、判断力、意欲などが低下してしまうためです。
集中できない結果、労働時間が長くなって休憩時間が取れなくなるという、悪循環になる場合があります。
最近、集中力が落ちたという方は要注意です。
イライラしやすい
ストレスが溜まると、感情的になってイライラしやすくなります。
精神を安定させてくれる”セロトニン”という脳の物質が、ストレスによって減ってしまうためです。
また、女性は男性に比べてセロトニンの分泌が少なく、特に月経前は減少してしまいます。
テレワークでストレスが溜まる4つの原因
テレワークでストレスが溜まる原因として、以下の4つが挙げられます。
該当するものがないか、参考にしてください。
1.コミュニケーションの機会が減った
コミュニケーションの機会が減ると、ストレスを抱えてしまう場合があります。
直接会社の人と会わなくなり、仕事の相談や雑談をする機会が減ったことで、孤独感を覚えてしまうためです。
確認に時間がかかって仕事が進まないストレスや、誰とも話さず気が紛れないストレスなどが挙げられます。
特に一人暮らしの場合だと、1日中誰とも話さない日もあるでしょう。
以前よりも会話や連絡が減ったという方は、知らぬ間にストレスになっている可能性があります。
2.仕事のための環境が整っていない
会社で仕事するときと同等の環境に整備されていない場合、ストレスを感じやすくなります。
日中のほとんどを仕事が占めている場合、小さなストレスだとしても、日々積み重なってストレスが大きくなります。
例えばネット回線が遅い、椅子や机などの事務用品がない、生活音や近所の騒音が気になるなどです。
仕事効率にも関わるため、環境の整備を後回しにすると自分のためになりません。
3.ずっと家にこもっている
自宅から一歩も外に出なくなったことによって、閉塞感や孤独感を感じる方もいます。
外に出ないと太陽を浴びる時間を確保できず、セロトニンの分泌やビタミンDの生成が成されないためです。
中には週に1度、食品や日用品の買い物のみでしか外出しないという方もいるため、さらに孤独感を感じやすくなってしまいます。
あまり外出しなくなった方は、ストレスが溜まっている恐れがあります。
4.運動する機会が減った
自宅から出なくなったことで運動不足になると、ストレスを溜め込みやすくなります。
運動はメンタルの安定化やストレス発散の効果があるため、運動の機会が減るとストレスが溜まり続けます。
普段意識していなくても、通勤や外回りの仕事などが運動になっていた方も多いでしょう。
自宅での行動範囲は限られているため、運動不足が日々加速していまい、ストレスに繋がります。