理由別◎試用期間に退職したいときの伝え方
ここからは、実際に上司や人事部に退職を相談する際の理由別の伝え方について説明します。
円満退職ができるかどうかは、この伝え方にかかっていると言っても過言ではありません!
退職の理由がなんであれ、鉄則は「会社を責める言い方はしないこと」です。
試用期間に退職したいと伝えるときは、以下のように伝えると角がたちません。
求めていた仕事内容・労働環境と違う場合
退職の理由としてはこれが一番多いでしょう。
- 暇すぎる
- 忙しすぎる
- 単純作業ばかり
- ノルマがキツイ
- スキルアップできる要素がない
こんな理由が本音の人は多いはず。
でもそれをこのまま伝えるのはNGです。
このまま伝えると、どうしても会社を責める言い方になってしまうからです。
例えばスキルアップ出来る要素がないために試用期間で退職したいと思った場合、以下のように伝えてみましょう。
「こちらで業務を行う中で〇〇という分野に関わるうちに、〇〇に非常に強い興味を覚えるようになりました。〇〇に特化して専門性を高めたいと考えており、退職を希望しております。」
このような伝え方なら、嘘はついていませんし会社に対してネガティブな印象を持っていることが隠せます。
また単純作業ばかりで試用期間で退職したいと希望した場合は、以下のように理由を言い換えるとネガティブになりません。
「試用期間中、業務を通じて経験を積んでまいりましたが、この経験を活かし自分の力を試してみたいと考えるようになりました。この経験を活かすために新しい環境に身をおこうと考えており、退職を希望しています。」
本音がどうであれ、退職の理由を伝える際は「会社を責めない、文句を言わない」ようにします。
前向きに聞こえるように伝え方を工夫し、会社側も気持ちよく退職を認めることができるようにもっていくのです。
体調不良
この理由は伝えるのが簡単です。
ただ素直に「体調がすぐれず業務を遂行するのが難しくなった」ことを伝えればOKです。
会社を責める理由になりようがないからです。
※ただし体調不良の原因が会社に起因するものである場合、労働災害となることもあります。
その場合は自己都合で退職を希望する手続きとは違ってくるので注意が必要です。
ちなみに体調不良を試用期間中の退職の理由にする場合、会社側から診断書の提出を求められることがあります。
ですが、診断書の提出は法律上は義務付けられていません。
会社から求められたからと言って、出す必要はありません。
ただし診断書があれば会社側も納得しやすいのは事実ですので、多少お金はかかりますが診断書をとって退職をすすめるとスムーズにすすむのも事実です。
社風・人間関係が原因の場合
これも退職の理由としては多いと思います。
そしてもっとも伝え方が難しい退職理由でもあります。
- 人間関係がぎすぎすしてて居づらい
- 残業が当たり前な社風が嫌い
などそのまま伝えたら、どうしても会社を非難する言い方になってしまいます。
例えば残業して一人前!なんていう間違った価値観がまかり通ってる職場であれば、以下のように伝えてみましょう。
「仕事と家庭の両立が難しいと感じています。このままでは、会社を休むなどしてご迷惑をおかけする可能性があるので、試用期間という短い期間ではありますが退職させていただきたいです。」
社風・人間関係が原因の場合、前向きに伝えるのはなかなか難しいものです。
そんなときは「会社のために」退職する方向に持っていくと、会社を非難せずに退職理由を述べることができます。
【まとめ】試用期間に退職したいなら手順を守ってしっかりと!
試用期間で退職したい……退職は労働者の権利ですから試用期間であっても退職できます。
ですが、その時の感情にまかせてすぐに退職するのは得策ではありません。
上記記事のデメリットであげたように、試用期間の退職という短期間の退職は次の転職活動などでも決してプラスに働くものではないからです。
試用期間に退職するメリット・デメリットをしっかり理解した上で言い方や伝え方を工夫し、次の就職で不利にならないように上手く賢く行動していきましょう。
提供・Rolmy
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