ヨガは健康のためにとてもいい。
みなさん、そういうイメージを持っていらっしゃいますよね。
健康のためにヨガをはじめたという方も多いのではないでしょうか?
けれども、ヨガをすると、具体的にはどんな効果があるのでしょう?
ヨガをすると「長生きができる」と言われますけれど、本当でしょうか?
今回は、ヨガで健康に長生きができるのかどうか、解説してみたいと思います。
長生きのコツはヨガの長息呼吸
長生き=長息と言われていることをご存知ですか?
ヨガでは長くて深い呼吸をしますが、これが長生きのために非常に効果があると言われています。
長く深い呼吸をすることで、酸素をたくさんカラダの中に取り込むことができますよね。
酸素は、人間が元気に活動するために必要なエネルギーを作るために欠かせないものです。
酸素がなくては、心臓も、脳も動かなくなりますので死んでしまいます。
生きていくために絶対に必要な酸素を豊富にカラダに取り込むことで、心臓も脳も元気に動くようになり、カラダのすみずみまで元気になることができるのです。
長生き=長息と言われるのは、このためなのですね。
ヨガの良い姿勢が長生きにつながる
ヨガは良い姿勢になる
ヨガをすると姿勢が良くなります。
様々なポーズを取ることで、カラダのゆがみが修正されますし、良い姿勢を保つための筋肉も鍛えることができるからです。
ところで、この良い姿勢というものが長生きの大きなポイントになるのです。
なぜなのでしょう?
次に詳しく説明したいと思います。
悪い姿勢が内臓のゆがみの原因に
悪い姿勢や、ゆがんだ姿勢でいると、内臓の位置もゆがんでしまいます。
お弁当箱を想像してみて下さい。
まっすぐなお弁当箱だと、おかずもまっすぐに詰められますよね。
けれども、もしもお弁当箱が、ゆがんでいたとしたらどうでしょう。
中のおかずは、グチャグチャにしか詰められません。
実は、カラダの構造もそれと同じです。
お弁当箱が私たちのカラダの外側だとすると、おかずは内臓です。
ゆがんだカラダの中にある内臓は、正しい位置にまっすぐにあることができないのです。
内臓同士で押し合い、へし合いしてしまい、圧迫し合ってしまいます。
そうしますと、内臓は元気に働けないというわけです。
ですから、正しい姿勢が長生きのために重要だというわけですね。
ヨガで適正体重になって長生きしよう
ヨガはあなたのカラダを適正体重に導く
ヨガをするとダイエット効果があるんじゃないの?と思う方も多いでしょう。
けれども、そうではありません。
ヨガをすることで、あなたのカラダに一番良い適正体重になるのです。
つまり、太りすぎの人は痩せますし、痩せすぎの人は太ります。本当ですよ。
ヨガは、まるで健康の魔法のような効果をあなたにもたらすのです。
太りすぎの人はヨガで痩せる
なぜ、太りすぎの人はヨガで痩せることができるのでしょう。
ヨガの深い呼吸をすることで酸素を多く取り込むことができるということは、先ほど言いましたよね。
酸素を多く取り込むことで、血液はサラサラになります。
サラサラの血液が酸素をカラダの隅々まで、スムーズに運んでくれます。
カラダのあらゆる細胞は、酸素を使って活発に働きます。
細胞が活発に働くと、エネルギーを多く使いますので、食べたものが脂肪として蓄積されずにエネルギーとして消費されていきます。
そうして痩せやすいカラダになるというわけです。
これが、いわゆる新陳代謝が良くなるというやつなのですね。
また、ヨガで筋肉を鍛えることでも、新陳代謝が上がります。
つまり、ヨガ呼吸とポーズを取ることが、痩せやすいカラダにつながっているというわけですね。
痩せすぎの人はヨガで太る
血液循環が良くなることは、痩せすぎの人にも良い効果をもたらします。
血液循環が悪いと、酸素がカラダの隅々まで運ばれませんよね。
そうしますと、腸や胃などの働きも悪くなってしまいます。
腸や胃の働きが悪いと、食欲も落ちてしまいますよね。
物が食べられずに、どんどん痩せてしまいます。
ですから、血液循環が良くなり、腸や胃の働きが活発になることでしっかり食べることができるようになるというわけです。
また、ヨガでしなやかな筋肉を鍛えることで、カラダつきもしっかりします。
痩せすぎの人も、ヨガをすることで良い筋肉をしっかりつけた、健康的なカラダになることができるといえるでしょう。
そして、適正体重になることが長生きのための大事なポイントだということは、言うまでもないですね。