スピリチュアルで必ず出てくるレムリア大陸。古代時代に栄えた文明で、大きな特徴があると言われています。ここでは、レムリアの文明や記憶、そして日本人との関係についてもあわせて、ご紹介して参ります。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
スピリチュアルな話で有名なレムリアとは?
スピリチュアルで有名なレムリア大陸は動物学上の仮想大陸
スピリチュアルで有名なレムリア大陸は、もとはイギリスの動物学者フィリップ・スクレーターが提唱した、動物学上で仮想大陸のことです。きっかけは、現在はマダガスカル島にしか生息が確認されていないキツネザルの化石種が、インドで発見されたことでした。近縁の原猿類もマダガスカル島とマレー半島に生息しています。
この生物の隔離分布を説明する為に、5000年以上前、インド洋にインド南部、マダガスカル島、マレー半島が合わさった大陸が存在したのではないかと考えました。この大陸の名前はキツネザル(Lemur:レムール)にちなんで「レムリア大陸」と名づけられました。
動物学上の仮想のレムリア大陸は否定
しかし1912年、気象学者のアルフレート・ヴェーゲナーが大陸移動説を提唱。当初はレムリア大陸説が優勢でしたが、1950年代頃から大陸移動説が優勢になり、1968年にプレートテクトニクス理論によって大陸移動説の裏づけが確実なものとなりました。現在は、動物学上でのレムリア大陸説は否定されています。
スピリチュアルでのレムリア大陸は別の話
スピリチュアルでのレムリアは、動物学上の仮想大陸とは異なります。1888年に神智学協会創設者の1人であるヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァッキー夫人が刊行した『シークレット・ドクトリン』に登場します。著書の中で、レムリア大陸はインド洋ではなく、太平洋にあると発表し、神秘学者たちの間で高い支持を得ました。
スピリチュアルな話!レムリアの大陸とは?
スピリチュアルのレムリア大陸①場所
スピリチュアルのレムリア大陸の場所は、太平洋のちょうど真ん中あたりに位置していたと言われています。最大時には、現在のユーラシア大陸と同じくらいの面積があり、太平洋をまたがって赤道を半周するくらいの大きさで、存在していたと考えられています。
スピリチュアルのレムリア大陸②地殻変動
スピリチュアルのレムリア大陸は、7万5千年という長い年月に渡って、地殻変動を繰り返します。この影響でレムリア大陸はどんどん小さくなり、大半が海に沈んでしまいました。そして最後には、ちょうど日本から見て東のあたりに、オーストラリアくらいの大きさの大陸が2つ残ったと考えられています。
スピリチュアルのレムリア大陸③残った2つの大陸
スピリチュアルのレムリア大陸は、長い年月を経て地殻変動を繰り返し、最終的には2つの大陸として残ります。その大陸を、1つはムー大陸、もうひとつをレムリア大陸、と呼ぶ学者も存在します。ですが、この二つの大陸も、更なる地殻変動を繰り返し、どちらも海の中へ沈没したと言われています。
スピリチュアルのレムリア大陸④海底王国
スピリチュアルのレムリア大陸は、海底王国だったという説もあります。これはスリランカ北部と東部、そして南インドのタミル・ナードゥ州に住むタミル人の間で伝承として受け継がれている伝説です。この伝説によると、かつてタミル人はクマリ・カンダムという王国を築いていました。
しかし、この王国は地殻変動によって海中へ没してしまいます。この没してしまった海底王国が、現在伝説とされているレムリア大陸のことだ、という説です、よって、現在のタミル人はレムリア大陸、またはレムリア王国の生き残りだという人たちもいます。
スピリチュアルな話!レムリアの文明とは?
スピリチュアルの超古代時代文明レムリア①古代時代にそぐわない文明
スピリチュアルの超古代文明レムリアは、「古代時代」にはそぐわない文明を持っていました。その文明は現在の私たちの文明とは大きくかけ離れ、『超能力』と言っても過言ではなかったと言われています。すべては祈りと思考で構成されています。例えば、何か欲しいものがあれば、それを強く願えば簡単に手に入ったのです。
まるで、魔法のように感じられるかもしれませんが、超古代時代のレレムリア文明では、思考がすべてを形作っていました。ですから、望みも思考の一種ですから、望めばそれが目に見える形で手に入るのです。
スピリチュアルの超古代時代文明レムリア②労働を必要としない
スピリチュアルの超古代時代文明レムリアは、「労働」というものが存在しませんでした。私たち現在の労働と言えば、仕事とをして対価をもらい、その対価で生活をする、という一連の流れを指しています。しかし、超古代文明レムリアでは、そのような労働は存在しません。働くことは楽しみや趣味の一環でした。
極端な話、働きたくなければ、働かなくても良いのです。「今日は一日、家でごろごろしていたい」と思ったなら、それでもまったく問題はありません。労働は義務ではなく、楽しみの一つとして捉えられているからです。生活の為に、嫌な仕事を無理やり我慢して行なう、ということは全くありませんでした。
スピリチュアルの超古代時代文明レムリア③生活は共有
「労働」の義務がない、スピリチュアルの超古代時代文明レムリアでは、生活することは共有することとして位置付けられていました。分かりやすく説明すると、生活するスペースも共有で、現在の私たちが持っている家、というものは存在しません。共有のスペースがいたるところに存在し、そこで衣食住を共にしていました。
「今日は山の中で夜を過ごしたい」と思ったら、山の中にある居住スペースへ移動し、そこで夜を過ごすことも可能です。「今日は海で一日過ごそう」と思ったなら、海辺にある居住スペースへ行き、そこで多くのスピリチュアルのレムリア人たちの共に一日を過ごす、という生活スタイルです。
スピリチュアルの超古代時代文明レムリア④『個人』は存在しない
スピリチュアルでの超古代時代文明レムリアでは、私たちが考えているような『個人』というものは存在しません。『みんな一緒』という考え方が基本にあります。その為、居住スペースはもちろん、個人の所有物も存在しませんし、必要としませんでした。生きていく中で必要とされるものはすべて共有されています。
例えば、遠くへ移動する為に必要な道具も、共有スペースに置かれていて、誰でも好きな時に利用できる状態になっています。「元の場所に戻しておかない人がいたら?」と考える人がいるかも知れませんが、そのようなことは起こりません。すべての人たちが使い終わったら、元の場所へ戻す、という事が当たり前なのです。
スピリチュアルの超古代時代文明レムリア⑤教師と生徒
スピリチュアルの超古代時代文明レムリアでは、教師役と生徒役という人たちが存在します。教師役の人は生きていく為に必要な考え方を、生徒役の人たちに教えることが役目です。レムリア文明において、生きていく為に必要な考え方は『愛』です。その『愛』について、教師役の人は生徒役の人に教えました。
生徒役の人が『愛』について充分学んだと感じたら、今度は立場が逆転します。生徒役だった人が今度は教師役になり、教師役だった人が今度は生徒役になるのです。『教えること』と『学ぶこと』も、レムリア文明では大切な機会であり、その機会も全員に平等に与えられる、という考えがあったからです。
スピリチュアルの超古代時代文明レムリア⑥レムリア評議会
スピリチュアルの超古代時代文明レムリアには、レムリア評議会と呼ばれるものが存在していました。レムリア評議会には神官と呼ばれる役職の人たちが任務にあたります。役目は、多くのレムリア人たちに、自分たちの文明を伝承していくことです。レムリア文明を次の世代のレムリア人に語り継ぐことが、大切な役目でした。
レムリア評議会の神官は、同じレムリア人の中から選出されます。資格などは一切ありません。「なりたい」と申し出た人が、レムリア評議会の神官を勤めるのです。また、任期も存在しません。レムリア評議会の神官として、自分は充分役目を果たしたと感じたら、次の神官を勤めたいという人に、その役目を引き継ぎます。
スピリチュアルの超古代時代文明レムリア⑦記憶の伝承方法
レムリア評議会の大切な役割である、レムリア文明の記憶の伝承方法は、様々です。その中で、最も多く用いられていたのは、水晶への封印でした。レムリア文明の記憶の多くは、水晶へ封印することで、伝承されてきました。その水晶は現在、レムリアン・シード・クリスタルとして、多くの人たちに愛されています。
更に、クジラとイルカにも、レムリア文明の記憶は記録されてきました。現在の地球上に存在するクジラとイルカは、多くのレムリア文明の記憶を封印しています。私たちがレムリア文明の記憶を受け取る準備ができたその時、クジラとイルカは、自分たちが記憶しているレムリア文明をすべて私たち人間に伝えてくれるでしょう。
クジラとイルカは、夢占いにおいても重要な意味があります。ご覧ください。