「午後から眠くて集中できない」と思っている方も多いのではないでしょうか。
ミスをしたり、パフォーマンスが落ちるなど仕事への影響もある眠気。
どうにかしたいと悩んでいる人には昼寝がおすすめです。
この記事では、お昼寝の効果や得られるメリット、お昼寝の効果を最大限活かすコツや注意点を紹介していきます。
午後から眠くなるのには理由がある
体内時計がしっかりと機能している人は1日に2回、朝起きて8時間後と22時間後に眠くなる「睡眠-覚醒リズム」というものがあります。
「睡眠-覚醒リズム」は朝の6時起床なら8時間後の午後14時頃となるので、昼過ぎの眠気はやる気のなさや意志の弱さのせいではありません。
ランチ後の血糖値の急上昇も午後からの眠気に影響します。
血糖値の急上昇を抑えるためには次のことを意識しましょう。
- 炭水化物や脂っこいものを控える
- 野菜やスープを先に食べる
- よく噛む
単純に睡眠不足が原因の場合もあるので、夜はしっかりと寝ることも重要です。
昼寝による効果やメリットとは
昼寝による効果やメリットは、主に3つあります。
- 脳がリフレッシュして集中力があがる
- ストレスが軽減される
- 睡眠不足の解消につながる
それぞれ1つずつ解説します。
脳がリフレッシュして集中力があがる
昼寝によって脳をリフレッシュすることで集中力があがります。ほかにも
- 仕事の効率があがる
- 判断力の向上によってミスが減る
- 頭がスッキリしてアイデアが浮かびやすくなる
- やる気やモチベーションがアップする
といったさまざまな恩恵が受け取れます。
ストレスが軽減される
ストレスが蓄積していると、業務の効率が落ちるだけでなく健康にも影響してきます。
昼寝をすることで脳をクールダウンさせてくれるため、ストレスが軽減されることも魅力的な効果の1つです。
睡眠不足の解消につながる
現代人は慢性的な睡眠不足が指摘されています。
令和3年度 健康実態調査の結果によると、睡眠時間が6時間以内の人が過半数以上も。
昼寝には「夜の睡眠の3倍もの効果がある」といわれており、昼寝をすることで睡眠不足の解消につながります。
ちなみに、休日に多く寝ることで睡眠時間を確保する「寝だめ」は、生活リズムを崩してさらに睡眠不足を悪化させる可能性があるので注意が必要です。