2022年10月12日(水)、ユーグレナ社が「サステナビリティの実現を目指す新ヘルスケア素材の新展開」をテーマに説明会を実施。ミドリムシに続く新たなヘルスケア素材、カラハリスイカとミドリ麹とは……?

ユーグレナのサステナブルなヘルスケア素材新展開

ユーグレナのミドリムシに続くヘルスケア素材を新展開。「カラハリスイカ」と「ミドリ麹」とは?
(画像=『ARETTO』より引用)

2022年10月12日(水)、株式会社ユーグレナが 「サステナビリティの実現を目指す新ヘルスケア素材の新展開」をテーマに説明会を開催しました。

同社は、2020年の創業15周年のタイミングで「ミドリムシの会社」からアップデートし、「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」というフィロソフィーを掲げて展開していくと発表。

創業メンバーの一人で、 執行役員 ユーグレナヘルスケアカンパニー長を務める福本拓元氏が、ヘルスケア事業の展望とサステナブルなヘルスケア新素材の取り組みについて話しました。

新たな素材とは、「カラハリスイカ」と「ミドリ麹」。本記事では、それらに関する今後の展開情報や期待される効能についてご紹介します。

砂漠生まれの驚異的な果実「カラハリスイカ」

ユーグレナのミドリムシに続くヘルスケア素材を新展開。「カラハリスイカ」と「ミドリ麹」とは?
(画像=『ARETTO』より引用)

ユーグレナ社が、“第二のユーグレナ” として注目する素材のひとつ「カラハリスイカ」。果実のおよそ97%を水分が占めるカラハリスイカは、収穫後に適した条件下であれば、数年もの間腐ることがないといわれる驚異の果実です。

保水能力に優れ、強い日差しや乾燥、高温にも強く、砂漠の厳しい環境下でも育つ強い繁殖力を持つため、現地では “砂漠の水がめ” として飲料水や生活水として活用し、重宝されてきたといいます。

腐敗しにくいため、保存後1年が経過しても、7%程度の水分しか失われず、収穫後3年経っても水分を高度に保持し続けるのだそう。

そんなカラハリスイカは、体内のめぐりを良くする、血のめぐりを良くする、抗酸化という観点から、エイジングケアや高血圧対策、熱中症対策に対するはたらきが期待されています。(※1)

ユーグレナのミドリムシに続くヘルスケア素材を新展開。「カラハリスイカ」と「ミドリ麹」とは?
(画像=『ARETTO』より引用)

また、ユーグレナ社は、キューサイグループが島根県に保有する『キューサイファーム』にて、カラハリスイカの試験栽培を開始。サプリメント等の新たなヘルスケア素材として展開していくほか、将来的に現地のブランド生産品として事業を拡大していくと話しました。