外出時間の長さで「つけっぱなし」か消すかを決める

当然ですが、就寝や仕事などでエアコンを消している時間が長くなると、「つけっぱなし」より消したほうが電気代の節約になります。

けれども、出たり入ったりはあるけれど、それほど外出時間の長くない場合はどうでしょうか。前述のとおり、こまめに入り切りを繰り返すのなら、つけっぱなしでよいかもしれません。

一方、仕事で昼間はずっと家にいない人は外出時にエアコンを消したほうが節約できます。ただし、外気温が3℃未満の寒い日は外出時間が長くても「つけっぱなし」のほうが節約できることもあります。

その日の気温と帰宅時間などから臨機応変に判断するとよいでしょう。

参照:DAIKIN「エアコン暖房を『つけっぱなし』にするのと『こまめに入り切り』するのでは、どちらの電気代が安くなるの?」
参照:Panasonic「『つけっぱなし運転』はおトク?冬の『エアコン』節電ポイント」

著者・松田聡子
明治大学法学部卒業後、証券システムのITエンジニア、国内生保の法人コンサルティング営業を経て2007年よりファイナンシャル・プランナーとして独立。コンサルティングのほか、主な活動は企業型確定拠出年金導入企業へのセミナー講師、マネーサイトへの執筆など。年金・資産運用・保険などに精通、iDeCoやNISAなどの制度を活用した人生100年時代の資産形成をアドバイスしている。

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