私の一年間は、指導している大学のカレンダーを軸に動いていきます。日本の大学は4月始まり。ヨーイドンで4月に大学や通訳スクールの授業が開始。レギュラーの放送通訳のほかに会議通訳もスポットで入ります。よって、春は加速度的に忙しくなり、息切れし始めたころに夏休み突入です。

かつて大学の授業は90分15週間がメイン。でも近年、100分14週間が増え、私の出講先も14週です。よって、7月中旬から9月下旬までが長い夏休みとなります。春休みは1月中旬から4月上旬までです。

通訳や執筆、その他の業務も請け負っているため、「夏と春の長期休暇=私のお休み」とはなりませんが、それでも一息つけるのはありがたい限り。その時期に翌学期の教材研究をしたり、通訳訓練(自習)をしたりすることで、即応体制がとれます。

しかし。

現実はそうとはならないのですよね。大学の授業に関しては、使用テキストこそあらかじめ決めますが、実際の教材研究は授業が始まってから。長期休暇中に取り組みたいと思ってはいるものの、授業開始後に学生たちの雰囲気やレベル、個性などがわかってからの方が、授業計画を立てやすいのです。