【妊娠9ヶ月のママ③】昼でも眠い!眠いのはなぜ?

妊娠9ヵ月になると、昼間でも眠いと感じるママが増えてきます。昼間でも眠いと感じるのは、妊娠初期のに眠いと強く感じる眠りつわりのようなホルモンバランスの変化によるものではありません。

この時期に眠いのは夜ぐっすりと眠れなくなることが主な原因になります。

夜横になると、大きくなったお腹がつっかえてしまい、シムスの体位をとっても寝苦しさを感じてよく眠れない人が増えてくるのが眠いと感じる原因になります。

その上、妊娠後期になると分泌量が増えてくる卵胞ホルモン(エストロゲン)には眠りを抑制する効果があり、夜、なかなか寝付けなくなります。

眠りを抑制するエストロゲンが大量に出るのであれば、眠いと感じるのも防いでくれるのではないかと思いますが、夜眠れなくなる分、昼間眠いと感じることが多くなるのです。

また、眠いのは、お腹の赤ちゃんも大きくなってきて、沢山血液や栄養を胎盤から送らなければならないために、ママの体の負担も増えていて、疲れやすくなっていることも眠いと感じる原因になります。

これから眠いと感じても出産時の強烈な陣痛に向けて体力を温存しなくてはいけない時期に入っていきます。昼間眠いと感じることがあまり頻繁に起きるようであれば、対処しなくてはいけませんね。

眠いと感じる時には、夜しっかりと眠れるように、昼間太陽の光をしっかりと体を動かすことや、カフェインを寝る前に摂取するの控えるなどして、夜しっかりと眠いと感じて眠りにつけるような対策を摂るようにしましょう。

【妊娠9ヶ月のママ④】体重が増加しやすい!

今までも、食事でコントロールしていても体重が増えやすいことに悩んでいたママは少なくないでしょうが、妊娠9ヵ月の頃になると、さらに体重が増えやすくなってきます。

というのは、出産に向けて体がエネルギーや水分を溜め込むようになっていくからです。

食事コントロールだけで体重コントロール出来ない場合には、ウォーキングなどの有酸素運動で脂肪を燃焼させるようにしましょう。

【妊娠9ヶ月のママ⑤】息切れや動悸が…

妊娠9ヶ月の頃になると、子宮の大きさがとても大きくなり、上の方はみぞおちの上の方まで達するようになります。

すると、子宮によって横隔膜や肺が圧迫されるようになってしまい、息切れや動悸が起きやすくなってしまいます。

息切れや動悸がひどくなると、肺や心臓などに何か悪いところがあるのではないかと心配になってしまうかもしれませんが、この時期には誰にでも起こりやすい症状なので心配は要りません。

【妊娠9ヶ月のママ⑥】胸やけ・胃もたれが…

妊娠9ヶ月の頃になると、後期つわりと言って胸焼けや胃もたれなど食欲不振に悩んでしまうママも出てきてしまいます。

これは、やはり大きくなった子宮によって、胃腸が圧迫されることで起きるものです。

対策としては、1回当たりの食事の量を減らして、消化のよいものを、食事の回数を増やして食べるようにするといいでしょう。

この症状も、この時期には多くの妊婦さんに起きやすいものなので心配は要りません。