最近、瞑想がとても注目されていますよね。
瞑想はいいものらしいというのは聞いたけれど、何がどういいのかわからない。
そんな方、いらっしゃるのではないでしょうか?
瞑想について調べてみても、ありとあらゆる怪しげなことが書いてあって、何を信じたらいいかわかりませんよね。
そこで今回は、誰でも気軽にできる瞑想と、瞑想の効果について簡単にご説明してみたいと思います。
瞑想とは
瞑想とは、ズバリ言うと集中することです。
ヨガの経典「ヨガスートラ」には、瞑想とは集中することだとはっきりと書いてあります。
例えば、科学者がミクロの世界の実験に我を忘れて没頭していることがありますよね。
それはまさしく瞑想です。
絵描きの方が絵の描くことに没頭して、時間を忘れることがありますよね。
まだ少ししか時間が経っていないような気がするのに、もう3時間も経っていたの?なんて驚いたりすることもあるでしょう。
それこそが瞑想です。
本当の瞑想は、時間を超越するのです。
つまり、何かに集中したり、没頭したりすることは立派な瞑想だと言えるのです。
私たちは日常生活の中で、瞑想を行っていたというわけなんですね。
瞑想をやってみよう
呼吸瞑想
ヨガ教室に通っていると、呼吸に集中するための時間があります。
それが呼吸瞑想です。
呼吸瞑想は、特別な道具は何もいりませんから、すぐにやってみましょう。
- 呼吸瞑想のやり方
- まずは背筋を伸ばします。(椅子に座ってもいいですし、床に安定座で座ってもOK。)
- 10秒かけて息を吐いて、5秒間かけて息を吸い込みます。
これを繰り返すだけで良いのです。
この時に大事なことは呼吸に集中するということ。
背筋を伸ばしているの大変だなとか、犬が吠えてるなとか、そういう余計なことは一切考えないようにしてください。
もちろん、初めのうちは余計なことも頭をよぎってしまうことでしょう。
そういう時に、あ、余計なこと考えたなと気がつくことが重要です。
余計なことを考えた自分に気がついたら、静かに呼吸の方に意識を戻しましょう。
その習慣を根気強く繰り返すうちに、余計なことを考える時間が減ってきます。
焦らずにやりましょう。
指先を見つめる瞑想
呼吸に集中するというのがわかりにくければ、指先をじっと見つめる瞑想方法もあります。
- 指先を見つめる瞑想のやり方
- 人差し指を、顔の前に出します。
- そして、人差し指の先をじっと見るのです。
- ただひたすらに見つめます。
- 指の形、ツメの色、指紋の一本一本を丁寧に集中して観察しましょう。
この時も余計なことが頭をよぎるかもしれません。
そんな時は、呼吸の時と同じように、余計なこと考えたなと気がついて、意識を静かに指先に戻しましょう。
それを繰り返して行けば、長く指先に集中できるようになっていきます。
やっぱり私には瞑想なんて向いていないと諦めず、気長にやってみましょう。
好きなものに集中
呼吸にも指先にも集中するのは難しいという方には、一番集中しやすいのは「自分の好きなこと」です。
- 絵を描く
- ゲームをする
- 本を読む
- 料理をする
- 我を忘れて花を見つめる
- 星の観察
- 音楽を聴く
- 楽器を弾く
などなど、自分が好きなことを書き出してみましょう。
そして、それを実行してみましょう。
その中で、集中しやすいものを見つけてみて下さい。
自分向きの瞑想を見つけましょう。