面接時に言ってはいけない!退職理由NGワード4選
たとえ本当のことであっても、「面接の場」で語るにはふさわしくない内容、言ってはいけない言葉、言わなくてもいい言葉というものが存在します。
ところが、意外とNGワードだと気づかず、口にしている人も見受けられます。
以下の表現を使わないよう気をつけるだけでも、周りと差をつけられるかもしれませんよ。
1.「キャリアアップ」「スキルアップ」
「キャリアアップ」や「スキルアップ」は、向上心を示す言葉ではありますが、何をどうアップさせるのかが漠然としているため、空虚に響いてしまう場合もしばしばです。
こうした言葉は避けて、どんな技術や知識を磨きたいのか、どんな資格を取得したいのかを明確にし、正式な名称で口にするのがおすすめ。
2.「パワハラ」「セクハラ」「マタハラ」
ハラスメントの被害にあって心身を傷つけられて、その職場から去ることを決意した場合、面接ではそうした事情を説明しなくても支障ありません。
説明し始めると強い被害者感情にのみこまれて、冷静さを欠いた態度になる危険もありますので、くわしい話はひかえましょう。
ハラスメント関係については、「人間関係が悪かった」「上司が苦手だった」などの回答例を参考にして対処してください。
もし話すべきだと判断した際は、「○○ハラ」と略さずに「パワーハラスメント」「マタニティハラスメント」のように正式名称で伝えてください。
3.「ブラック企業」
残業が多い、給与が安い、ハラスメントが横行しているなどの原因で退職を選んだ場合、「ブラック企業だったので退職を決断しました」などと話すのはNGです。
まずは、面接で前の会社の批判をすることに問題があります。
また、「ブラック企業」という言葉は広義に解釈されていますが、単純な残業ではなくサービス残業を強いる、賃金不払いになるなどといった企業を指し示すもので、軽々しく使う言葉ではないのです。
「この応募者は、会社に不満を持つとすぐに『ブラック企業』というインパクトのある言葉を使って、悪評を広めるのではないか?」と面接担当者が考えると、採用を見送るケースもあります。
実際にそうした過酷な労働条件だったとしても、面接のシーンでは「ブラック企業」はNGワードと認識してください。
4.「ご存じないかもしれませんが」「お分かりにならないかもしれませんが」
確かに、面接担当者はあなたの前職について把握してはいません。
ですが、このような前置きをしてから説明すると、とてつもなく上から目線に聞こえて失礼に当たります。
悪気はなくただの口癖として使う人も見かけるのですが、皮肉っぽく聞こえますので、使わないほうがいいでしょう。
面接時に退職理由を語る際はこんな態度が◎
ここまで挙げた中でNGとされていることでも、その人の態度や言い方次第では、面接担当者がそれほど気にしないこともあります。
表情も声のトーンも全体的にイキイキとしていれば、言葉の上でちょっとした失敗があっても突っ込まれないことが多いですよ!
さすがに、退職理由を笑顔では語れないかもしれません。
が、同じことを述べていても、大きな声でハキハキと話す人と小さな声でボソボソと話す人とでは、イメージが全く違います。
堂々とした態度を保ち、さらっと明るく話せば、受け入れてもらえる確率が高いのです。
緊張しすぎて表情が固くなり、退職理由を重い調子で話してしまう人は、若干不利です。
暗い印象を与える、やる気があるようには見えない、何か隠し事をしていると誤解される、といった難点があります。
ただし、別に緊張すること自体は問題ありません。
あがってしまった場合も、姿勢を整え、できるだけハッキリした声で話せば、それだけでも印象はよくなりますよ。
まとめ
面接で退職理由を聞かれることは分かっていますから、あらかじめ備えておけば、動じずに対処することができます。
「退職理由はあるけど面接で言えることがない」という人でも、「辞めることによって自分は次に何をしたいのか」に目を向けてしっかりと自己分析をすることで、話せる材料がきっと見つかりますよ。
頭と心を整理して最善の回答を見つけ、転職成功に結びつけましょう!
提供・Rolmy
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