ありがちな退職理由での回答例7つ!答え方次第で印象アップ♪

面接で使える退職理由を思いつかない!本音でいい?OK・NG回答は
(画像=『Rolmy』より引用)

具体的にはどうしたら退職理由をポジティブな表現で語ったらいいのか、ここからはよくある例を挙げます。

回答例を参考にしながらも、わざとらしさを消すためにも、自分の言葉で言い換えてみてください。

退職理由①人間関係が悪かった

面接で使える退職理由を思いつかない!本音でいい?OK・NG回答は
(画像=『Rolmy』より引用)

最も多い退職理由の一つが、人間関係によるものです。
毎日顔を合わせる人同士の関係が悪いと精神的な負担が大きくかかりますから、立派な退職の理由だと言えますが、いざ面接でその状況を説明しようとすると苦戦することに。

人間関係で会社を辞めた人に対し、面接担当者は「コミュニケーション能力に問題はないか?」「この会社の仲間たちとはうまくやっていけそうか?」と疑問を持つでしょう。

そんな疑念を払拭するためにも、「転職先ではどんな人間関係を築いていくか」という展望をポジティブ表現で説明できるかがカギに。

■ 人間関係が悪かったときの面接回答例

面接で使える退職理由を思いつかない!本音でいい?OK・NG回答は
(画像=『Rolmy』より引用)

「以前の職場は個々の力でやっていく雰囲気が強く、周りに助けを求めず一人で問題解決する姿勢が望まれていました。

担当の業務に責任感を持つことの大事さは学べましたが、自分の性格では、必要に応じて周りと協力しながら進めていく職場が合うのではないか?と考えるようになりました」

退職理由②モンスター上司に苦労した

面接で使える退職理由を思いつかない!本音でいい?OK・NG回答は
(画像=『Rolmy』より引用)

こちらも人間関係の一つですね。

職場では直属の上司と行動をともにする時間帯が長く、指示にも従わなければなりません。
上司の人間性に問題があったことは、退職を考える原因としては十分なものです。

しかしながら、たとえ上司の性格に欠陥があったとしても、悪口や愚痴は厳禁!
ここは大人の態度の見せどころと思って、他人のネガティブな特徴はポジティブに言い換えることで切り抜けましょう。

■ モンスター上司に苦労したときの面接回答例

「以前の職場では、強力な個性とリーダーシップを発揮する上司の指示に従ってきましたが、今後は自ら率先して行動していきたいと考えており、御社のような若手主体の企業に魅力を感じています」

退職理由③体調不良で辞めた

面接で使える退職理由を思いつかない!本音でいい?OK・NG回答は
(画像=『Rolmy』より引用)

健康上の理由から職を退く人も、比較的多いです。
面接担当者は「健康状態はよくなったのか?またすぐに体を壊して辞めていくのではないか?」という部分を疑問視します。

この場合、現在は健康面の不安がないこと、健康への意識が高まったこと、今後は体調を壊さずに働ける環境を望んでいることなどを、明るい調子で伝えてください。

■ 体調不良で辞めたときの回答例

面接で使える退職理由を思いつかない!本音でいい?OK・NG回答は
(画像=『Rolmy』より引用)

「体調不良により退職しましたが、十分な休養をとってすっかり回復し、現在は勤務に支障はありません。

長く腰を据えて働くためにも、健康は大事なことだと思い知らされましたので、今後はライフワークバランスに力を入れている企業で働くことを希望しています」

退職理由④給料が少なかった

面接で使える退職理由を思いつかない!本音でいい?OK・NG回答は
(画像=『Rolmy』より引用)

給与や待遇に対する不満も、退職理由としてはありがちなパターンの1つ!
しかしながら、まさか「前の会社は給料が安かった」と言っては角が立ちますよね。

面接官も「お金が稼げれば何でもいいのか?」「高い給与を要求するだけのスキルはあるのか?」と厳しい目で見てしまいますので、そのまま告げるのは得策ではありません。

「もっと給料がほしい」は「実績を評価されたい」と言い換えるとスマートです。

■ 給料が少なかったときの回答例

「これまで以上に仕事に打ち込んで、専門性を高めていきたいという意欲を感じているのですが、前職ではここ数年間、評定アップが行われていません。

そこで、実績が評価される仕組みのある企業で働きたいと考えるようになりました」

退職理由⑤通勤列車がストレス

面接で使える退職理由を思いつかない!本音でいい?OK・NG回答は
(画像=『Rolmy』より引用)

上述の「朝の満員電車にはもううんざり」という不満に関しては、もちろん、転職によって解消する可能性が高いです。

ただ、そのまま話すと、面接担当者には文句や愚痴と受け取られるリスクあり。

また、「ストレス耐性が低いのではないか」「現状に不満を感じやすい性格ではないか」といったマイナスのイメージを与えかねませんので、答えはもう一ひねりしたいところです。

通勤電車に関するネガティブな感想はひかえて、通勤時間の短縮によって起きるポジティブな変化にフォーカスしましょう。

■ 通勤列車がストレスだったときの回答例

「これまで列車通勤に×時間×分かけてきたのですが、この時間があれば***の分野で知識を深め、***の資格取得にもチャレンジできると考えました」

「前職では出社を義務づけられていましたが、私はテレワークを推進している企業に関心を持っており、転職を考えるに至りました。
通勤に多くの時間を費やさず、業務そのものに集中することを希望しています」

退職理由⑥残業が多くてイヤだった!

面接で使える退職理由を思いつかない!本音でいい?OK・NG回答は
(画像=『Rolmy』より引用)

「残業なし」を謳っている企業に転職することは、大正解ですし大賛成です。
とは言え、どこの企業でも繁忙期などの特別な事情が発生したときだけは、やむを得ない残業への協力を呼びかけることがあります。

「残業がイヤ」とストレートに伝えると、会社に貢献する姿勢がないと受け取られやすく、採用の確率は下がってしまうと考えてください。

残業が続くことによって体調を崩すことへの懸念に、話の焦点をずらしてみましょう。
また、できれば「状況改善のための提案を行った」と言えることがベストです。

■ 残業が多くてイヤだった!ときの回答例

「前職では長時間労働が常態化しており、上司にも業務の効率化を提案しましたが、状況を変えることはできませんでした。

今のところ体調に影響はありませんが、これから5年先、10年先も健康に働き続けられる職場を希望しています」

退職理由⑦ルーティンワークに飽きた

面接で使える退職理由を思いつかない!本音でいい?OK・NG回答は
(画像=『Rolmy』より引用)

勤続年数が長くなり、毎日同じメンバーと顔を合わせるだけで、仕事も決まりきった内容。
業務ルーティンに慣れを通り越して飽きが来てしまうと、モチベーションが上がらなくなることもあります。

変わり映えのしない日々がつまらないと感じ、「何か」を変えるために転職を考える人もいるのではないでしょうか?
しかし、それが「何か」を、うまく言葉にできない人もいるかもしれませんね。

面接では「飽きた」「マンネリ化した」「やる気がなくなってしまった」などネガティブなことを言うべきではありません。
もっとも、それが分かっているからこそ「面接で言える退職理由がない」という悩みも生まれてくるのでしょう。

新たな環境に移りたいと思ったときには、たとえば下記のような表現が使えますよ。

■ ルーティンワークに飽きたときの回答例

「前職でこなしてきた仕事よりも、より難易度の高いことにチャレンジしたくなりました。

以前の職場でも新たな業務内容を探しましたが、そこではなかなか見つかりませんでした。

生意気かもしれませんが、新たな環境でさらに責任ある仕事をまかされる人材を目指します」