花の写真の撮り方|天気によって変わる花の表情とは

【スマホ写真】SNS映えする花の撮り方とは?スマホで手軽に簡単に
(画像=『トランカ』より引用)

散歩や旅行先など、花の写真は屋外で撮ることも多いと思います。せっかく写真を撮影しようと意気込んでも、曇りや雨だとがっかりしてしまうこともあるのではないでしょうか?しかし、花は天気によって表情が異なるので、曇りでも雨でも絶好の写真日和なのです。ここでは、天気によってどんな花の写真が撮れるのか、晴れ・曇り・雨に分けて紹介します。

晴れ

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(画像=『トランカ』より引用)

晴れの日は、自然光を利用した写真が撮れます。自然光を利用すると、やさしい明るさのおしゃれな花の写真が撮れるので、晴れの日はライティング機材を使用しなくてOK。色のくっきりした花や、明るいイメージの花を撮影するときは、晴れの日の撮影がおすすめです。

おすすめの花:サクラ・チューリップなど

曇り

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(画像=『トランカ』より引用)

曇りの日は、どうしても撮影した写真の陰影が弱くなってしまいます。これが「曇りの日は写真を撮るのが難しい」といわれてしまう理由のひとつですが、花を撮影するときは、これを逆手に取りましょう。曇りの日に花を撮影すると、ふんわりとした儚げな印象の写真になります。以下のような、儚げなイメージを持つ花を撮影するときは、曇りの日の撮影がおすすめです。

おすすめの花:スイセン・スズランなど

【スマホ写真】SNS映えする花の撮り方とは?スマホで手軽に簡単に
(画像=『トランカ』より引用)

雨の日は、実は絶好の撮影日和。雨の日ならではの、水滴の付いた花の写真を撮影できます。また、水が与えられた状態の生き生きとした植物の表情が撮れるのも雨の日ならでは。雨の日こそ外に出て、花の写真を撮りに行きましょう。

水滴の付いた花の写真を撮るときは、先ほど紹介した「マクロレンズ」を使い、水滴にピントを合わせて撮ると、花とキラキラした水滴がうまく撮れます。雨の日に花の写真を撮るときは、以下のような水滴をいかした撮影ができる花がおすすめです。

おすすめの花:アジサイ・ふき(葉の大きな植物)など

花の写真の撮り方|光を上手に使おう

【スマホ写真】SNS映えする花の撮り方とは?スマホで手軽に簡単に
(画像=『トランカ』より引用)

花の写真を撮るときは、光の使い方がポイント。ここでは、花を撮影するときの光の上手な使い方を解説します。光の上手な使い方をマスターして、SNS映えする花の写真を撮れるようになりましょう。

自然光を使う

花の写真は、自然光を使うときれいに撮れます。プロのカメラマンは、ライティング機材を使用することが多いのですが、素人がライティング機材を使用すると、不自然な光になってしまうのでおすすめできません。花は自然の植物なので、ライティング機材を使用せずに、なるべく自然に近い形で自然光を利用して撮影しましょう。

太陽は時間によって変化するもの。例えば、正午近くの太陽は高い位置にあり、影は真下に出ます。この時間帯は、高い位置から強い日差しが差し込むので、日向と日陰のコントラストが強くなります。チューリップなどの色のくっきりした花を撮影するときはきれいに撮れるのですが、サクラなどの繊細な花を撮るのには向いてません。

サクラなどの繊細な花を撮りたいときは、朝や夕方くらいの光が強すぎない時間帯がおすすめです。自然光を味方につけ、ワンランク上のきれいな花の写真を撮れるようになりましょう。

あえて逆光で撮る

花びらの色味が白っぽいものや、花びらが薄いものを撮影するときは、あえて逆光で撮影するのもひとつのテクニック。逆光で撮影すると、花びらの輪郭がくっきりした写真が撮れます。例えば、桜は色味が白っぽく、花びらが薄いですよね。このような花を順光で撮ると、花びらの輪郭がぼやけてしまうことがあります。このようなときに、あえて逆光で撮影すると、花びらが強調されたきれいな写真を撮ることが可能です。

逆光で撮影するときは、そのままの設定で撮影すると、どうしても被写体が暗い写真になってしまいます。逆光で撮影するときは、この後紹介する露出を変えることも併せて行うようにしましょう。

露出を変える

自然光を使ったり、あえて逆光で撮影したりするときは、なかなか自分の思っている明るさにならないこともあるでしょう。このようなときは、露出を変えると好きな明るさになります。

スマホカメラは、ピントを合わせたいとき、カメラを起動して被写体をタップするだけで自動でピントが合うようになっています。露出を変えたいときは、ピントを合わせたら、となりに出てくる太陽のマークを上下にスワイプするだけ。これだけで露出を変えられるので、写真を撮るときに好みの明るさにならなかったら、露出を変えるようにしましょう。