“ファスティングは頭痛がして苦痛だった”という経験をお持ちの方はいませんか?
ファスティング=頭痛というイメージがついてしまうほど、懸念する方も多くいます。
なぜファスティングをすると頭痛が起こってしまうのか。
そこにはさまざまな理由が考えられます。
頭痛の対策や原因を知ることで、ファスティングを実践したいと考える人にとって、安心材料になれば嬉しいです。
ファスティングで頭痛が起こる原因2つ
頭痛は、原因がはっきりしないことが多いです。
ファスティングと頭痛の関係についても諸説があるため、考えられる原因を紹介していきます。
頭痛を感じている方は、少しのヒントになると嬉しいです。
原因がはっきりしない頭痛は、自分自身も不安になるのでそこを解消していきましょう!
頭痛の原因①ファスティングの空腹
ファスティングは絶食が続きます。
これは、食べ物だけでなく水分や食事から得られる栄養素も不足した状態となります。
その結果、
- 水分不足による頭痛
- 糖分が不足することで低血糖による頭痛
- 鉄分が不足することで貧血症状から引き起こされる頭痛
など。
食事を食べない状態ですので、さまざまな栄養素が不足する事態が予測されます。
実際に、これがはっきりとした原因と特定するのは難しいです。
しかし、食事を断食することでカラダもびっくりします。
その結果として、頭痛などの体調不良を起こすことが考えられます。
空腹による頭痛の対策
食事を制限することで起こる頭痛の対策は、準備期を設けることです。
さあ、明日からファスティングしよう!と、いきなり行なってしまうとカラダもついていくことが難しいです。
ファスティングは準備期間が必要です。
少なくとも3日前から準備期間を用意し、できれば1週間〜2週間前と早い段階からカラダを慣らしてあげることでファスティングによる頭痛は回避できます。
特に普段から暴飲暴食をしている方の場合には、急激な変化は体調を崩す原因となりますので注意です。
また、水分をしっかりと補給してあげましょう。
特にこれからの夏場は、熱中症や脱水症状が起こると危険です。
水分はファスティング中であっても忘れずにとりましょう。
頭痛の原因②ファスティングによるカフェインの離脱
カフェインが原因と驚くかもしれませんが、カフェインの離脱による頭痛です。
日常的にカフェインをよく摂取している方は、これに該当する可能性が高いです。
カフェインと聞くとコーヒーが思い浮かびますが、それ以外にもたくさんあります。
例えば、エナジードリンク・栄養ドリンク・紅茶・緑茶・ウーロン茶など。
日常的にこれらの飲み物をよく飲んでいる方が、ファスティングと同時に断つことでその離脱作用で頭痛が起こることがあります。
カフェインは取りすぎることでも頭痛が起きるのですが、逆に離脱によっても引き起こされることがあります。
これはカフェインを摂取している方なら全員というわけではなく、量が多い方になるということでもありません。
カフェインを解毒する働きが弱い人に起こるため、体質ともいえるでしょう。
カフェイン離脱による頭痛対策
カフェインが原因で頭痛が起こるのですから、この場合はファスティングに入る1週間前からカフェインの入っている飲み物を中止しておくことです。
すでにファスティングを始めてしまっていて、カフェインのこと知らなかった方は数日様子をみることで落ち着いてくることが多いです。
治らない場合は、緑茶やウーロンちゃなど比較的カフェインが少ないものを飲むことでその症状が治るので一度試してみてください。