図々しい！キャバクラなのに値切る客
キャバクラ嬢も仕事ですから、入店前からボーイに「安くして！」と値切る客の席には着きたくありません。どのキャバクラ嬢だって値切る客よりも、ある程度お金を使ってくれる客の席に着きたいと思っているはずです。
キャバクラ嬢のAさんがある値切り客の席に着いたときには、「今日は初回だからドリンクは飲まないでね。もし喉が渇いたらお水飲んで」と言われたそうです。さらにスタッフが時間延長の有無を確認したときには、「延長するから安くして」「延長したらなんかサービスしてくれるの？」など、しつこく要求してくる客もいるそうです。正直もう帰ってよ……と思ってしまいますよね。
客の品格は、会計時にこそ出るものです。キャバクラ嬢はお客様の会計時の様子をしっかり観察しています。スマートに支払いをしてくれるかどうかで、お客様の評価が決まると言っても過言ではありません。
華やかな世界のイメージの裏には、キャバクラ嬢の努力あり
数ある接客業の中でも、究極の接客業と呼ばれるのがキャバクラです。一般的な接客業と比べて、客との個別の関わりが密になる仕事。どんなに嫌な客だと思っても、笑顔で接客、対応するのがキャバクラ嬢です。とは言え、困った客の行動はお店にとっては迷惑千万です。節度をわきまえた上で、キャバクラでのひと時を楽しんでもらいたいですね。
文・浅野裕子
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