広島県で田舎暮らしをするメリットデメリット

広島県で田舎暮らし!広島県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住したい』より引用)

広島県での田舎暮らしをする際には、メリットだけではなくデメリットの理解も大切です。メリットやデメリットを知ることで、広島県での移住生活で何に重点をおいて暮らしたいのかが明確に見えてくるでしょう。メリットデメリットについてしっかり把握をし、失敗しない移住のためのプランを立てていきましょう。

メリット

まず、広島県での田舎暮らしのメリットを4つご紹介しましょう。

街がコンパクトで住みやすい

都心と比較すると広島県は人混みが少なく、街全体がコンパクトに収まっており、利便性がありながら、暮らしやすいのが特徴です。朝の通勤・通学時間帯であっても満員電車にはならないし、人混みでごった返すこともほとんどありません。
平地が少ないため、広島市の中心部には公共機関や商業施設、銀行や美術館などの文化施設など、いろいろな施設が充実しています。また、都市部でも川が多く、広い公園もあるなど自然が豊かで落ち着いた空間で生活を送ることができるのも魅力的です。

スポーツが盛ん

なんといっても広島県の魅力はスポーツが盛んなところです。県内には、野球の広島をはじめ、サッカーのサンフレッチェ広島、バレーボールのJTサンダース、バスケットボールの広島ドラゴンフライズなどさまざまなスポーツチームが活動しています。
また、スタジアムやアリーナ、ホールなども充実しており、スポーツ好きやスポーツ観戦が好きな人には嬉しい街といえるでしょう。特に広島東洋カープに対しては街全体がカープ色に染まるほどの、熱烈応援ぶりです。

海、山に囲まれ、アウトドアやレジャーを日帰りで楽しめる

海(瀬戸内海)や山(中国山地)が近く、車を使えば日帰りでもさまざまなアウトドアやレジャーが楽しめます。山間部ではスキーなどのウインタースポーツ、キャンプ場でのバーベキューなどが、海沿いの地域では、マリンスポーツや釣りはもちろん、しまなみ海道ややまなみ海道を利用したドライブやサイクリングも盛んです。
自然に触れながら過ごしたい人には魅力的な地域でしょう。

海の幸と山の幸が味わえる

広島県には瀬戸内海と中国山地があるので、海の幸と山の幸の両方を堪能することができます。
有名な食材が多くありますが、中でも宮島周辺で採れる牡蠣は秀逸です。広島県としての牡蠣の出荷量は全国1位です。広島牡蠣の殻は小さいですが身は大きく味は濃厚です。旬は1月~2月ですが、広島県のブランド牡蠣は夏でも味わえます。
また、温暖で台風の襲来が少なく、比較的雨が少ない気候を活かしたレモンを味わうこともできます。新鮮な野菜はあちこちで手に入ります。ほかに全国的に有名なお好み焼きがあります。

デメリット

では次に、デメリットについてもみてみましょう。

公共交通機関が不便で車必須の地域が多い

広島県にはJRが通っており、広島市には路面電車やアストラムラインといった公共交通機関がありますが、県全体や街中での移動を考えると不便な地域もあります。公共交通機関がバスのみの地域やバスの本数が少なかったり、バス代が高かったりして、自家用車が必須の地域があるのもデメリットといえましょう。

また、広島空港へのアクセスが、広島駅・福山駅・呉駅からバスでそれぞれ約1時間かかるのも不便に感じる人が多いようです。移住したい地域の公共交通機関について、ルートや本数などを事前によく調べておくのが得策でしょう。

カープ熱が高すぎる

これはデメリットとは言えないかもしれませんが、広島県民イコールカープファン、という前提で街中がカープ一色に染まっています。スポーツ熱、特にカープ熱の高さは他県からの移住者やカープ以外の球団が好きな人にとっては、居心地の悪さを感じるかもしれません。

河川周辺の低地では自然災害の不安がある

広島県に限ったことではありませんが、広島市など河川が多く低地の地域では、近年の異常気象による大雨、河川の氾濫といった自然災害の不安があります。自然河川周辺の低地では、災害に対する備えや対策をたてておくのが望ましいでしょう。