もしもアナタが妊娠していれば、高温期9日目にはすでに着床が始まっている可能性があります。この時期にフライング検査をしたとして、陽性になることはありえるのでしょうか?フライング検査の意味と、高温期9日目に起こる症状の詳しい解説を合わせてご紹介します。

高温期9日目にフライング検査・結果は必ず陰性?

高温期9日目にフライング検査をしたくなる気持ちも分かりますが、この段階では、たとえ妊娠していたとしても、結果は陰性になることがほとんどです。

妊娠検査薬は、着床によって分泌され始めるホルモンによって反応を起こします。高温期9日目は、そのホルモン量が充分量に達していないため、着床が完了していても、結果は陰性になってしまうのです。

高温期9日目にフライング検査・陰性が陽性に変わる可能性有り

高温期9日目にフライング検査をしたとしても、正確な検査結果を得られることは出来ません。
したがって、たとえ高温期9日目に陰性だったとしても、その後の検査ではハッキリとした陽性反応が出る場合も多いのです。

高温期9日目はフライング検査だという自覚を持ちましょう

赤ちゃんを妊娠しているかどうかが気になって、思わずフライング検査をしてしまう女性はたくさんいます。しかし、高温期9日目にする検査は例外なくフライングだという自覚を持たないと、陰性反応に大きなストレスを感じる原因になりかねません。

高温期9日目にフライング検査するよりも、14日目を待とう

高温期9日目にお母さんが赤ちゃんのためにできることは、フライング検査ではなく、安易に薬を飲むことを控えたり、激しい運動を控えたりすることです。

どうしてもフライングで妊娠検査薬を使いたいのであれば、高温期14日目まで待ってから、早期妊娠検査薬(=フライング検査薬)を使いましょう。これは、生理予定日から検査結果を導き出せる医療機器です。高温期9日目にフライング検査をするよりも、よほど正確に陰性・陽性の区別をつけることができます。

フライング検査薬の結果も、個人差があります

妊娠検査薬が反応するホルモンの分泌には個人差があるため、高温期14日目にフライング検査薬を使っても、陰性の結果が出てしまうことがあります。

しかし、高温期9日目や14日目に陰性が出たとしても、その後に陽性反応へ変わった経験を持つ人は多くいます。早い時期での陰性・陽性反応に一喜一憂することは、母体にも多大なストレスがかかります。

妊娠初期症状が表れている状態ならば、高温期9日目以降、できれば高温期21日目にもう一度妊娠検査薬を使いましょう。フライング検査ではない確かな方法ならば、陰性であれ陽性であれ納得するはずです。

高温期9日目フライング検査前・どのような症状がある?

もしもアナタが妊娠していれば、高温期9日目にはすでに着床が始まっている可能性があります。早ければ、赤ちゃんのモトになる胎嚢が形成され始めるので、下腹部痛を始め、体にも色々な変化が訪れるようになります。

今回は、妊娠が決まった女性が、高温期9日目に経験する主な症状をまとめています。これらは「妊娠超初期症状」と呼ばれ、早くから重い症状に悩まされる人も多いのです。

妊娠超初期症状は、妊娠しているかしていないかを判断する指標にもなります。自分の体と向き合えば、微妙な変化にもすぐ気づくことができるでしょう。