【妊娠初期の妊婦の臭いおならの原因③】腸内の水分の減少
妊娠初期の妊婦さんが臭いおならをする原因には、腸内の水分不足もあります。
妊娠すると、妊婦さんのお腹の中では、赤ちゃんが成長するほかに、胎盤や羊水が作られたり、お腹の中で赤ちゃんを育てたり、出産に備えるための体力やエネルギーを蓄えるために、妊婦さん自身の血液や脂肪がそれぞれ2kg以上も増えます。
当然、赤ちゃんの身体にも妊婦さんの身体にも、それまで以上の水分が必要となり、腸内から吸収されてしまいます。
するとそれまでスムーズな排便のために使われていた水分まで吸収されてしまい、便秘気味になってしまいます。
便が腸の中に留まっていると、それが発酵して臭いガスを出すようになります。
それが臭いおならとなって出てきてしまうのです。
【妊娠初期の妊婦の臭いおならの原因④】内臓の圧迫
まだ妊娠初期にはそれほどにはなっていませんが、妊婦さんに臭いおならが増える原因には、子宮が大きくなることもあります。
赤ちゃんが育って子宮が大きくなってくると、お腹の中の他の臓器を圧迫します。
また骨盤が圧迫されることで、お腹周りの血液の循環が悪くなってしまいます。
当然、腸も圧迫されてしまう上に、血液循環も悪くなるので、ぜんどう運動が弱くなってしまい、便秘がちになってしまいます。腸の中に滞留した便は発酵して臭いガスを発生させるので、おならが増えてしまうのです。
妊娠する前には便秘やおならの心配をしたことがなかった女性でも、妊娠すると便秘やおならに悩むようになるのは、腸の運動が弱くなることが原因です。
妊娠初期の妊婦の臭いおならの一番の原因は便秘!!
妊娠すると妊婦さんの臭いおならが増える原因にはいろいろとあるものですが、原因を探っていくと、全ての大元の原因というのは便秘することにあると言えます。
だから妊婦さんのおならの対策というのは、おならに対して直接対策をとるものではなくて、便秘の改善が一番大切になってきます。
妊娠初期の妊婦のおならが臭くなる原因は?!
さて、妊娠初期の妊婦さんのおならは臭いことが多いのですが、どうして妊婦さんからは臭いおならが出ることが多いのでしょうか?!
それはおならの原因が便秘だからです。
便秘というのは本来なら外へ排出されるべき便を排出させることができずに、腸の中に留まり続けてしまうことです。
便が腸の中にとどまり続けると発酵が進んでしまいにおいがきつくなります。
また腸内環境が悪くなることで、便秘が収まったと思ったら下痢が始まると言った、便秘と下痢の悪循環の原因にもなってしまい、それも臭いおならの原因となってしまうのです。
妊娠する前は全くと言っていいほど、便秘や臭いおならとは無縁の生活をしていた人にとっては、待望の赤ちゃんを授かったのに、便秘や臭いおならに悩むなんて不本意なことかもしれませんが、これも妊娠ならではの現象なのです。