【新生児の微笑】社会的微笑はいつまで見られる?
それでは、社会的微笑というのはいつまで見られるものなのでしょうか。
社会的微笑がいつまで、いつまで見られるのかというと、大体、生後5ヵ月から6ヵ月くらいまで社会的微笑が続くと言われています。
社会的微笑は、赤ちゃんが自分のお世話をしてくれている人の笑顔を真似しているもので、心理学的な感情はまだ明確には込められていません。
それが、生後5ヵ月から6ヵ月くらいになると、自分の感情を込めて自発的に笑うようになります。
社会的微笑というのは、いつまで続くのかというと、この自発的な笑いが出てくるまで続くものです。
社会的微笑から自発的な笑いの変化というのも、個人差や環境の差が大きく、笑顔が多い家庭人の子は、より早くより多い笑いを見せてくれるようになります。
社会的微笑はいつまで見られるのかというと、だいたい生後5か月から6ヵ月程度までと考えておきましょう!
【新生児の微笑】生理的微笑と社会的微笑の違いとは?
ここまで、生理的微笑と社会的微笑について見てきました。
ここで一旦、生理的微笑と社会的微笑の違いについてもう一度まとめておきましょう。
生理的微笑というのは、生まれてすぐにみられる赤ちゃんの微笑みです。特に心理学的な感情というのは込められているわけではなくて、単なる筋肉の反射ですが、周囲の大人の愛情を獲得するための赤ちゃんの本能的な戦略であるともいわれています。
一方で、社会的微笑というのは、生後2ヵ月から3ヵ月ぐらいから見られるようになる、赤ちゃんの微笑みです。視力の発達に伴って、自分をだっこしてくれたりそばにいてお世話をしてくれている人の顔が認識できるようになると見られるようになります。
だっこされたり、あやしてくれたりした時に見られる赤ちゃんの笑顔になります。まだ、自発的な感情が込められているわけではありませんが、周囲とコミュニケーションを取り始める社会性の発達の表れだと言われています。
【新生児の微笑】生後6か月以降の笑いの発達!
生後5ヵ月から6ヵ月ぐらいになると、赤ちゃんの笑顔というのは、どのように発達してくるのでしょうか。
生後5ヵ月から6ヵ月ぐらいになると、周りの様子をそれまでと比べるとかなりはっきりと認識できるようになってきます。
笑顔というのも、それに合わせて、心理学的に自分の感情に合わせて、気持ちがよかったり面白いと感じたら、笑うようになります。
時には、声を上げて笑うこともあり、本格的に自分の感情を表現したり、周囲とコミュニケーションとったりということができるようになってくる時期に入っていきます。
【新生児の微笑】生後6か月以降は褒めて笑顔に!!
生後6ヵ月を過ぎると、赤ちゃんはまだ自分で言葉を離すことはできなくても、周りの状況やお父さんやお母さんがどんなことを言っているのかというのをかなり理解できるようになってきます。
そうなってきたら、今度は、赤ちゃんを沢山褒めて笑顔にしてあげることが大切になってきます。
大人でももちろん同じですが、赤ちゃんも自分が褒められると気持ち良いと感じて、多い笑顔が出てくるものです。
昨日できなかった遊びが今日はできるようになった、昨日は上手いできなかったことが今日は上手にできるようになった、お父さんやお母さんの言うことをちゃんと守ることができた、そういった日常の中に見られるん小さなこと沢山褒めてあげることで、赤ちゃんを沢山笑顔にしてあげましょう。
そうすると、心理学的に自尊心が高くて、自分に自信が持てる、ちょっとやそっとのことでは心が折れない、強い心を持った人に育っていくことができます。