美容やダイエットで注目を集めたココナッツオイルは、実は肌に塗る使い方でも絶大な効果を発揮するんです。スキンケアはもちろん、乾燥などの肌トラブルに悩んでいるなら、ぜひココナッツオイルを使ってみませんか?今回、ココナッツオイルを肌に塗る効果や使い方を解説します。

ココナッツオイルとは?肌に塗る効果・使い方を教えます!

ココナッツオイルを肌に塗る効果は?使い方を解説します!
(画像=『lovely』より引用)

ココナッツオイルとは、アジアやアフリカ、中南米、太平洋の島々などの熱帯地方で採れる、ヤシの実から生成される油脂のことです。

ココナッツオイルにはビタミンやマグネシウム、カリウムなどのミネラル栄養成分がたっぷり含まれていて、肌に塗ることで様々な美容効果をゲットすることができると言われています。

「それならば」と、ココナッツオイルをスキンケアなどに利用したいと思う反面、「どんなココナッツオイルならいいのかしら?」「自分の肌質に合う?」など、疑問がわいてくると思います。

そこで今回、ココナッツオイルを肌に塗る効果や使い方をご紹介するとともに、ココナッツオイルの選び方、副作用のあるなし、食用を肌に塗るのはOK?といったことにもお答えします!

肌に塗るのに良質なココナッツオイルの選び方

ココナッツオイルを肌に塗る効果は?使い方を解説します!
(画像=『lovely』より引用)

ココナッツオイルには未精製のものと、精製されたものとがあります。

精製されたものは、いわば人為的な手が加えられたものなので、ココナッツオイルの持つ本来の力が破壊されてしまって、効果があまり実感できないかもしれません。

効果を実感するのであれば、未精製の純粋なココナッツオイルを使用することをおすすめします。

未精製のココナッツオイルは分子がとても細かく、そのため皮脂バランスを整えやすく、肌への浸透率が高いのが特徴です。

また、砂糖を入れたジュースのようにベタベタすることなく、サラッとした使い心地を味わえます。肌質によって向き不向きはあるようですが、大体の人にはしっくりくる塗り心地のようです。

食用ココナッツオイルを肌に塗るのはOK?

ココナッツオイルを肌に塗る効果は?使い方を解説します!
(画像=『lovely』より引用)

ココナッツオイルは、コスメショップで販売されているものもあれば、食用として販売されているものもあります。

インドやタイといった熱帯地方の国では、食用ココナッツオイルをベビーオイルやスキンケアとして使っている人は多いと聞きます。

実際、体に摂り入れても問題のない食用ココナッツオイルなら、肌に塗っても大丈夫と思いませんか?

結論から言えば、ココナッツオイルを肌に直接塗るのはおすすめしません。

通常、食用ココナッツオイルを精製するには、ある程度不純物を残します。体にほんの少し不純物を取り入れても問題ないし、風味がよくなりますからね。

ただ、その分スキンケア用ココナッツオイルより、精製基準が低くなっているのです。

肌トラブルがなく、健康な人であれば食用ココナッツオイルでも効果を実感できますが、人によっては肌にダメージを与える元になります。個人差がかなりあるのです。

スキンケア用ココナッツオイルなら、肌に負担がかかるような成分は取り除いて精製されています。安全性を考えるなら、食用ココナッツオイルの使用は避けた方がよさそうです。

ココナッツオイルに副作用はあり?

ココナッツオイルを肌に塗る効果は?使い方を解説します!
(画像=『lovely』より引用)

スキンケア用のココナッツオイルなら、どんな肌質の人にも使えると思うかもしれませんが、まれに合わない人もいます。

ココナッツオイルを肌に塗ることで、かゆみや赤み、炎症が出て、肌荒れしてしまった…という人もいます。特に敏感肌の人に多く見られるようです。

「ココナッツオイルは自然のものだから大丈夫」とは言い切れないのです。なぜなら、ココナッツでもアロエでもオリーブでも、自然のものに対してアレルギーのある人もいるからです。

初めて使う際は、必ず少量のパッチテストを行うようにし、肌に違和感を覚えるのであれば、潔く使用はやめるようにしましょう。

パッチテストの方法は以下です。

  1. ココナッツオイルを顔以外の皮膚や腕の柔らかいところ数か所に少量つけ、24時間放置する。
  2. 何も問題がなければ、あごの下やもみあげあたりなど、フェイスラインに少量つける。
  3. ここでも問題がなければOK。

万が一24時間以内に赤みやかゆみなどの反応があったら、ココナッツオイルを拭い取って、使用しないようにしましょう。

美容効果抜群!ココナッツオイルの成分1【ラウリン酸】

ココナッツオイルを肌に塗る効果は?使い方を解説します!
(画像=『lovely』より引用)

ココナッツオイルの美容効果を高めてくれる成分のひとつラウリン酸は、肌の免疫力をアップさせる効果があります。ラウリン酸は母乳にも多く含まれており、赤ちゃんのデリケートな肌を生成する元になっています。

ラウリン酸が50%ほど含まれるココナッツオイルで、肌トラブルを起こしにくくし、いい肌状態をキープすることができるのです。

ラウリン酸の効果は臨床実験で実証されており、ラウリン酸配合の石鹸や洗顔料が市場に出回っているくらいです。

美容効果抜群!ココナッツオイルの成分2【ビタミンE】

ココナッツオイルを肌に塗る効果は?使い方を解説します!
(画像=『lovely』より引用)

ココナッツオイルの美容効果を高めてくれるもうひとつの成分はビタミンEです。ビタミンEは別名「若返りビタミン」とも呼ばれ、肌の老化や体の酸化を防いでくれる効果があります。

また、ビタミンEには血行促進効果もあるので、気になるくすみやシミ、たるみ、クマなどを改善し、明るい肌へと導いてくれます。