コストコタイヤセンターの交換価格リサーチ⑨バランス調整費用は?

コストコタイヤセンターのタイヤ価格には、工賃の他、バランス調整費用やゴムバルブ交換費用が含まれていますが、購入店によってはバランス調整費用を別途料金として請求されることがあります。他店と価格の比較をする時は気を付けてください。
ところで、バランス調整とは何でしょう?

新品のタイヤでもホイルでも、完全に円形をしているということはあり得ません。厳密に見れば、微妙に重い所と軽い所がある。これをそのままにして運転すると、高速回転の遠心力で増幅され、車の振動や蛇行の原因になるのです。

バランス調整とは、この重さの偏りを補正するため、ホイルの縁に重りを取り付けたり、ホイルの内側に貼り付けたりしてバランスを取る作業です。

タイヤは走っている内に減って行くので、このバランスが崩れ、振動や蛇行が出るようになりますが、コストコタイヤセンターでは交換時だけでなくアフターサービスとしても、車の持ち込みをすれば、無料で調整し直してくれます。

コストコタイヤセンターの交換価格リサーチ⑩廃タイヤ処分料は?

コストコタイヤセンターでは、工賃、ホイルバランス調整費用の他、窒素ガス充填やバルブ交換費用までタイヤ価格にコミコミにしていますが、廃タイヤ処分料、1本260円だけは別にしています。
理由は、外した古いタイヤを持ち帰って何かに利用する人がいるから、スタッドレスとホイルをセットで買う人は廃タイヤがでないから、など色々考えられますが、そもそもなぜ、処分料を取る必要があるのでしょう?

廃タイヤを処分するには、実は大変な手間が掛かります。古いタイヤは市町村などが持っている焼却場で燃やすことができないので、専門の処分場まで業者が持ち込みしなければなりません。そうした施設は数が少なく、山奥にあることも多いので運搬も大変。自社で持ち込みできない場合は回収業者に頼んだりもします。
簡単に処分できる物なら、処分費用サービスにした方がお客さんに喜ばれますが、そうは行かない事情があるのです。

なお、廃タイヤをうっかり持ち帰ると暮らしの邪魔になり、自分で処分することもできません。使い道がない場合は必ずタイヤセンターで処分してもらってください。

コストコタイヤセンターの交換価格リサーチ⑪夏冬履き替え費用は?

スタッドレスタイヤを持つ人は、冬以外の季節は普通、夏タイヤ(ノーマルタイヤ)とは別のホイルにスタッドレスを着けた状態で、保管していますよね。冬が来るとこれをカーショップなどに持ち込みして、履き替え交換してもらう。この時結構な工賃が掛かります。(安い所でも2~3千円でしょうか。)

コストコタイヤセンターでタイヤ交換すると、その後コストコ会員でいる限りずっと、この交換費用が無料です。これはありがたい!
履き替えは年2回必要ですので、スタッドレスを4年使ったとして8回。16000円~24000円もの節約になります。
このサービスは、夏か冬、どちらかのタイヤをコストコタイヤセンターで購入していれば利用できます。もし、タイヤの種類によって、価格や工賃が他とあまり変わらなかったとしても、このサービスが利用できるだけで、コストコタイヤセンターを利用する価値はありますよね。

コストコタイヤセンターの交換価格リサーチ⑫ローテーション費用は?

タイヤを長く使うためには、ローテーションをした方がいい。ローテーションとは、車の4輪の前後、左右などを入れ換えること。特に前輪と後輪は、前の方が早く減る傾向があるため、定期的に入れ換える事で均等に使うことができます。

けれど、そうした方が節約になることは分かっていても、わざわざそのために車をカーショップなどに持ち込みして、工賃まで払うのは面倒で、どちらかのタイヤが交換時期に来るまでそのままにしてしまう人も多いみたい。

コストコタイヤセンターでタイヤ交換すると、このローテーション費用が会員でいる限り、永久に無料になります。しかもわざやざ持ち込みしなくても、コストコで買い物している間にやっておいてもらえるので、待ち時間も無駄にならない。これなら、普段の暮らしの中で、無理なくやれそうですよね。

ローテーションは走行距離5,000キロを目安に行うと良いとされています。なるべくタイヤセンターが忙しくない時期、時間帯をねらって持ち込みしてみてください。