筆者流、旅行の選びのポイント

 行きたい場所があると、個人旅行か団体旅行かを考えます。交通費、入場料など旅に必要な費用と時間を考えて天秤(てんびん)にかけるわけです。さらに、旅のクオリティを想定してみます。今回のツアーは、激安なのに、感染症予防を考えてひとり参加なら隣の席は空いているということも確認しました。

 私は1000円くらい高くてもバスの定員ギリギリに詰め込まないツアーを選ぶことにしています。日程が近づいてきたら旅行会社に電話して、申し込み人数も教えてもらいます。35人以上になっていたら、こりゃ大人数だぞと旅の評価は下がります。そして、キャンセル料がかからないうちに、それでも行くかどうかを最終決断します。

 また、団体旅行だと現地での観光の時間が決められているから嫌だという人がいます。これは、事前に旅行社に尋ねれば予定滞在時間を教えてくれます。自分で行くならどのくらい観光時間が必要かなと想像して、納得が行くか考えます。自分で運転して目的地に行く人は別でしょうが、電車など公共交通を使って行くのであれば、帰りの電車などの時間的な制約はつきものです。

 今回の場合は、事前に現地での滞在予定時間を調べてみたら、むしろ退屈するのではないかという不安のほうが大きかった。そのために、時間が余った時のオプションとして、周りで見たいものを事前に調べておいたくらいです。

 日帰りと1泊のおすすめバスツアーを最後にまとめてみたのでご参照ください。特に1月下旬以降のものはGoToトラベルキャンペーンの対象になる可能性もあり、そうなるとさらにお得です。

感染症対策を事前にチェック

激安バスツアーが続々。5900円の世界遺産&大河ドラマ館ツアーに行ってみた
(画像=『女子SPA!』より引用)

はとバス はとバスのツアーは、定期観光コースと、それ以外のものの2種類があって、前者は申し込みが1人でもあれば運行します。後者は最低催行人数があって、例えば15名になったら運行するなどと決まっています。ですが、コロナのことを考えると、1台のバスに定員いっぱい乗ってる観光は考えもの。

 そこで私は申し込む前にまずは感染症対策について、どうしているか質問することにしています。

 感染症対策をしっかりやっている団体観光は、グループごとに席を分ける。今回のツアーでもひとり参加の人は、お隣に知らない人が座ることがないので、ソーシャルディスタンスはしっかりしていたと思います。

 今回のバスは余裕のある座席配置で44人乗り。さらに、参加者が22名だったので、とても安心でした。

 また、はとバスの定期観光コースは3日ほど前までのキャンセルならキャンセル料が100円というものもあり、天候や急な予定、体調を考えながらやめることもできます。また、座席に余裕のある場合は、直前の申し込みが可能なこともあり、私はネットから前の日の夜に申し込んで参加したこともあります。