【妊娠初期のげっぷの原因④】ストレス
妊娠初期に消化不良を起こして、げっぷが出やすくなってしまう原因にはストレスもあります。
妊娠初期にはつわりによる吐き気などで身体の調子がおかしくなるものです。
また黄体ホルモンが妊娠を継続させるために、胃腸の筋肉や免疫系が赤ちゃんを攻撃しないように、身体の消化機能や免疫機能などを低下させるので、消化不良が起きやすくなったり、風邪を引きやすくなったりします。
活発に身体を動かすことが好きだった人は、スポーツなどもお休みしなくてはいけなくなります。
お酒やたばこも控える必要があります。
妊娠すると体調量が続いたり、それまで好きだったことができなくなることでストレスが溜まる人がいます。
ストレスはご存知のように、胃腸の機能低下を招く要因となることから、げっぷが出やすくなってしまうのです。
【妊娠初期のげっぷの原因⑤】食べつわり
妊娠初期にげっぷが増える原因には、食べつわりもあります。
呑気症で空気を飲みこんでしまう理由には、歯ぎしりの他に、食べ物と一緒に飲みこむ空気も多くあります。
歯ぎしりが多くない人がげっぷやおならが多い場合は、食べ物と一緒に飲みこんでいる空気があると思っていいでしょう。
妊娠するとつわりがあるものですが、つわりの症状の中には、胃が空っぽになると気持ち悪くなることから、絶えず何かを食べ続けていなけれいられない食べつわりがあります。
食べつわりの人が食べる回数がどうしても多いことから、飲みこむ空気も増えてしまうものです。
そのためにげっぷが出る量や回数も増えてしまうのです。
【妊娠初期のげっぷの原因⑥】よだれつわり
妊娠初期にげっぷが増える原因には、よだれつわりや、つわりによる胃のムカつきや吐き気を我慢するために、唾液を飲みこみ過ぎることもあります。
よだれつわりというのは、あまり聞いたことがない人も多いかもしれませんね。
つわりには様々な症状がありますが、その中に唾液が過剰に分泌される、よだれつわりというものもあります。
唾液の過剰分泌の症状がどのように出るのかは人それぞれです。
いつもよりも唾液が多く分泌されやすい、レモンなどの酸っぱいものを食べた時にだけ唾液が多く出るという症状が軽い人から、何もしていなくても、よだれがダラダラと出続ける人、寝ていてもダラダラと唾液が出てきて困るほどの人もいます。
妊娠後期にもげっぷが出やすい?!
妊娠初期には、主に胃腸機能の低下やつわりの症状としてげっぷが出やすいことがわかりましたね。
しかし、つわりが治まって、食欲も旺盛になってくる妊娠後期になっても、げっぷに悩まされる妊婦さんはたくさんいますが、妊娠後期のげっぷの原因というのはいったいどういうことが考えられるのでしょうか?!
妊娠5か月を過ぎると、お腹の中の赤ちゃんが急激に大きくなってきて、お腹のふくらみも目立つようになってきます。
そうすると大きくなった子宮が周りの内臓を圧迫するようになります。
胃も子宮に押されてしまうので、胃にたまったガスがげっぷとして出やすくなってしまいます。
また胃が子宮に押されて小さくなるために、一度に食べられる量が少なくなったり、胃酸の逆流や胃酸過多などの胃腸のトラブルも多くなるものです。
つわりが終わったからと言って油断をせずに、妊娠後期に入ってからも胃腸をいたわる生活を心がけましょう!!