妊娠すると、なぜかげっぷが増えるという妊婦さんも多いようですね。妊娠初期にげっぷが増えるのはつわりと何か関係しているのでしょうか?!げっぷがひどい時にはどんな風に対処したらいいのでしょうか?!この記事では妊娠初期のげっぷの原因と対処法についてお伝えします。
妊娠初期にげっぷが増える妊婦さんがいます!!
妊娠すると、妊娠初期からつわりで様々症状が体に出るものですよね。
吐き気や胃のムカつき、下痢など、つわりによる症状にはいろいろなものがありますが、中にはひどいげっぷに悩む妊娠初期の妊婦さんもいます。
もともと胃腸機能が弱い人の中には、妊娠前からげっぷが多い、という人もいるのは当然ですが、妊娠したら一気にげっぷがひどくなった、という人がたくさんいるのも事実。
家で一人でいる時ならまだいいのですが、外出した時にひどいげっぷをしていたらみっともないですよね…
そもそもげっぷとはどんなもの?
まず妊娠初期のげっぷについてみていく前に、げっぷとはどんな原因でおこる症状なのか、ということを見ていきましょう。
げっぷというのは、あなたも経験したことがありますよね。
胃の中から空気が上がってきて、口からゲポッと出てしまうことです。
同じ空気を吐き出すのでも、肺でしている自然な呼吸とは違って、食べ物や胃酸の匂いがすることもあって、正直なところあまり気分のいいものではありません。
げっぷの原因には主に3つあります。
【げっぷの原因①】食べ物の消化の時に出るガス
げっぷが出る1つ目の理由は、胃で食べ物が消化される際に出るガスが口から出てしまうことです。胃で食べ物が消化される時には、胃酸の化学反応によってガスも出ています。
通常はガスも消化された食べ物と一緒に小腸の方へ回ってしまいますが、ガスがいつもよりも多く発生したり、胃と食道の間が緩んでいたり、便秘が続いていたりするとげっぷとして排出します。
【げっぷの原因②】空気を飲み込む呑気症
げっぷが出る2つ目の理由は空気を飲みこんでしまうことです。私たちは空気は肺呼吸で身体に取り込んでいますが、時々胃の方へ飲み込んでしまうことがあります。これが多くなる過ぎると呑気症という病名が付くことがあります。
飲みこんだ空気は胃にたまった後で、げっぷやおならとなって排出されます。お腹が張る原因にもなります。基本的に飲み込んだ空気は普通の空気なので、げっぷも無味無臭です。
【げっぷの原因③】歯ぎしり
3つ目の理由は歯をかみしめすぎて歯ぎしりしてしまうことです。呑気症の原因にもなっていると言われています。歯ぎしりをし過ぎると唾液が分泌されて、飲みこむことが多くなります。この時に一緒に空気も飲み込んでしまうのです。
歯ぎしりや呑気症の一番の原因はストレスだと言われています。胃腸が弱いわけではないのに、げっぷやおならが多い、という場合には、ストレスで空気を飲みこんでいないか考えてみる必要があるようです。