ギャラリーの大半が地下にある安藤忠雄氏設計の21_21 DESIGN SIGHTや、プリツカー賞を受賞した坂茂氏による近代的なデザインの大分県立美術館など、アートな建築も見どころのおしゃれな美術館をご紹介します。

1.21_21 DESIGN SIGHT(東京)

六本木にある東京ミッドタウンの一角に建つミュージアム。建築家の安藤忠雄氏が設計し、ギャラリーの大半が地下にあるというエッジのきいた建築は、建物そのものがこの辺りの名所のひとつになっています。

ここは身近なテーマに焦点を当てた、日々の暮らしの視点が変わるような企画展が見どころです。過去には「チョコレート」、「カラーハンティング」、「単位」など、様々なテーマで企画展が行われてきました。

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21_21 DESIGN SIGHT

2.大分県立美術館(大分)

2015年に開館した、「五感のミュージアム」と「出会いのミュージアム」をコンセプトとする美術館です。

設計を手掛けたのは建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞した経験を持つ坂茂(ばん・しげる)氏。外観は近代的なデザインで、アトリウムの道路側はなんとガラス水平折戸で開閉可能となっています。ガラスを開放することで街と美術館が一体化するという意味があるそう。

数ヶ月ごとに内容が変わる企画展については観覧料が必要ですが、その他のエリアは入場無料。トレードマークにもなっているたまご型のオブジェを見学したり、ミュージアムショップやカフェなども利用できます。

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大分県立美術館

3.国立新美術館(東京)

photo by じぇるんさん

日本最大級の展示スペースを誇る美術館。曲線を描くガラス張りの外観が印象的な建物は黒川紀章氏による設計で、日本で5館目の国立美術館として平成19年(2007年)に開館しました。

photo by maru_storyさん

アート鑑賞はもちろんのこと、注目はセンスのいいミュージアムショップやレストラン、そしてカフェです。館内にある3つのカフェのうち「サロン・ド・テ ロンド」は、逆円錐形の形をした建物の上にあり、まさに”天空カフェ”。ケーキとドリンクのセットをゆっくり味わえば、至福のひとときとなることでしょう。

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国立新美術館