SCA認定「 COFFEE SKILLS PROGRAM(コーヒースキルズプログラム、CSP)」
スペシャルティコーヒー協会(SCA)が実施しているCSPは、世界各地に広がるSCAのトレーニング拠点で提供されています。日本ではバリスタギルド・オブ・ジャパンがレッスンを主催していますが、各コースの受講料はトレーニングセンターによって異なります。
世界的なコーヒーの資格と認められているCSPは、各コース受講後に受講修了証書を取得でき、趣味としてコーヒーにまつわる知識をもっと深めたい方をはじめ、コースによってはすでにスペシャルティコーヒー業界やカフェ業界で活躍している方にもおすすめです。
SCA認定 「Qグレーダー」
コーヒークオリティインスティテュート( Coffee Quality Institute 、CQI)によって実施されている認定資格で、米国スペシャルコーヒー協会(SCAA)の規定に沿って、コーヒー豆の品質を評価できるようになります。コース受講料は提供地域ごとに異なり、例えば、カリフォルニア州のトレーニングセンターでは現在2,150ドルです。
6日間の受講期間に、コーヒー豆の扱い方や成分など専門的な知識を学習できます。試験合格後は3年間、Qグレーダーの資格を保持できますが、その後行われる試験に合格しなければ資格を失うことに。Qグレーダーの資格取得は難しく、日本では約300人、世界では約4,000人しか資格保持者がいないといわれています。
世界的に認められているQグレーダーの資格は趣味としてコーヒーを極めたいという方よりも、焙煎士やバリスタ、カフェ経営者などスペシャルティコーヒー業界でプロとして活躍している方におすすめです。
世界的なコーヒーの資格取得を目指して
コーヒーにハマればハマるほど、その奥深い世界についてさらに知りたくなり、コーヒーに関する専門的な知識を習得したいと願う気持ちが強くなるでしょう。世界的に認められているコーヒー資格を取得すれば日本国内でスペシャルティコーヒー業界に従事するのに役立つのはもちろん、活躍の場がさらに広がるはずです。
とくに本記事でご紹介したマスターズ・オブ・コーヒーが提供するコーヒーの資格は、履歴書に記せる既存の世界レベルのコーヒー資格よりもお手頃価格で受講できます。ただし、受講や試験は英語で受ける必要があるため、ある程度英語を理解している人でなければ難しいかもしれません。
残念ながら、現在のところマスターズ・オブ・コーヒーにおいて日本語バージョンのコースが開かれるかどうかは不明です。しかし、海外のスペシャルティコーヒー業界で活躍しようと考えているのであれば、資格取得にチャレンジしてみる価値はあるのではないでしょうか。
提供・Cafend
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