④かもめ島【江差町】

【北海道】空撮したいほど美しい道南の絶景スポット7選!(ドローン動画あり)
(画像=トリップノートより引用)

上空から見ると、かもめが羽を広げたような形をしていることからその名が付いたと言われている江差(えさし)町のかもめ島。島内には北前船の係留跡や松前藩が沿岸警備のために設置した徳川幕府砲台跡など、歴史的文化財がいくつも残っています。

現在は釣りやキャンプなどを行うレジャースポットとして親しまれており、シーズンになると多くの家族連れなどで賑わいます。散策路を歩いてゆっくり1周するのにかかる時間は、およそ1時間から2時間程度。波の浸食によって荒々しく削れた千畳敷や義経伝説の残る馬岩、島のシンボル的存在の瓶子岩(へいしいわ)など、島内には見どころもたくさんあります。

<空撮ワンポイントアドバイス>
波の浸食によって削られた地形がおもしろいスポットです。影が落ちている方が立体感が出て迫力が増すので、曇りの日より晴れた日の方が良いでしょう。曇りの場合は高度を下げて岩肌がはっきりわかるように撮ったり、真俯瞰から島の形を生かした撮影をすると面白い絵が撮れるかもしれません。海水浴客や釣り人の上空ではドローンを飛ばさないよう気をつけてください。


⑤開陽丸【江差町】

【北海道】空撮したいほど美しい道南の絶景スポット7選!(ドローン動画あり)
(画像=トリップノートより引用)

激動の幕末期に徳川幕府が所有していたオランダ製木造シップ型帆船、開陽丸。幕府の軍艦として活躍するも、戊辰戦争時に突然の暴風雪により江差沖で座礁、そのまま沈没するという悲運の運命を辿りました。その後1990年に原寸大で復元。海底より引き揚げられた遺物33,000点のうち、約3,000点が復元された船内で展示公開されています。

近代日本の歴史が動いた戊辰戦争の戦況を大きく変えたと言われる、開陽丸の座礁。復元された船は記念館となっており、沈没した船の遺物や貴重な資料を見学できるほか、音による大砲発射体験や操船体験、ハンモック体験などができます。

<空撮ワンポイントアドバイス>
かもめ島のすぐ隣り、江差港マリーナにある開陽丸は、実際に海に停泊しているように見えるためとても絵になります。しかしながら残念なことに、潮による錆などの老朽化も目立つため、逆光を利用しシルエットにして写すと良いかもしれません。夕暮れ時の飛行ならさらにロマンチックな空撮となるでしょう。海水浴客や釣り人にはくれぐれもご注意ください。


⑥夷王山【上ノ国町】

【北海道】空撮したいほど美しい道南の絶景スポット7選!(ドローン動画あり)
(画像=トリップノートより引用)

中世の史跡や文化財を数多く有する歴史の町、上ノ国(かみのくに)。道南屈指の絶景を誇る夷王山(いおうざん)は、松前氏がかつて居住した勝山館の天守閣とも言われています。

標高159メートルの山頂には松前藩の祖とされている武田信広を祀った夷王山神社があり、そこから上ノ国市街はもちろん、熊石方向へと続く海岸線や奥尻島などを一望することが出来ます。エゾヤマツツジの名所としても知られており、見頃となる6月には多くの観光客が足を運びます。

<空撮ワンポイントアドバイス>
ドローンがなくても、気軽に空撮風の構図が楽しめるスポットです。鳥居をフレームの左側に、海岸線を右奥に配置するとバランス良く収まります。緑が少ない秋や春に行く場合は早朝がオススメ。鳥居の奥にご来光という神秘的な構図で撮影することが出来ます。


⑦城岱牧場【七飯町】

【北海道】空撮したいほど美しい道南の絶景スポット7選!(ドローン動画あり)
(画像=トリップノートより引用)
【北海道】空撮したいほど美しい道南の絶景スポット7選!(ドローン動画あり)
(画像=トリップノートより引用)

北に駒ヶ岳(こまがたけ)、南に函館山、南西には大野平野を望むことが出来る七飯(ななえ)町・城岱(しろたい)牧場。160haを有する町営牧場で、昼間は緑豊かな自然景観が、夜は函館山へと続く美しい夜景が見られる絶景スポットです。

世界三大夜景の一つである函館山からの夜景は言うまでもなく美しいですが、城岱牧場から函館山を望む夜景も「裏夜景」と呼ばれ近年人気を集めています。見晴らしが良いだけではなく、飼育されている乳牛やポニーの姿を間近で見ることができるため、カップルやファミリーにも人気。無料で休憩することができる展望台も用意されています。

<空撮ワンポイントアドバイス>
こちらも手持ちのカメラだけで空撮風の写真が撮れるスポットです。手前に牛やポニー、牧草などを入れるといかにも北海道らしいのどかな雰囲気になります。夜間は目視が難しく、昼間は観光客や牛たちを驚かせてしまう可能性があるので、城岱牧場でのドローン撮影はおすすめできません。腕に自信のある方は、町へ届け出て許可をもらってから撮影すると良いでしょう。


おわりに

ドローンでの空撮は、今までは知ることが出来なかった地形をいとも簡単に見ることが出来たり、被写体をより魅力的に撮影することができる素晴らしい撮影方法の1つです。しかしながら、まだまだ法整備が追いついていないのが現状で、常に状況を把握しておく必要があります。

国土交通省が定める無人航空機の飛行ルールに従い、飛行させる市や町の条例を確認した上で飛ばすようにしてください。また、損害賠償などの保険には必ず入るようにしましょう。

一見難しいように思われるかもしれませんが、人のいない湖などで練習して、慣れてくればドローンを持って出かけることがとても楽しみになってきます。何度も訪れたことがある場所でも新鮮な気持ちで足を運べること間違いなし!まだあまり知られていない絶景を探して飛行させてみませんか?興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!

提供・トリップノート



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