触れられないのも切なかった

「流産の後、医師の一言に絶句した」励ましがつらいことも…南明奈さんの一件で考える
(画像=『女子SPA!』より引用)

また、当時PTAの役員をしていたSさんは、今後の活動に影響が出る可能性があったため、すでに周囲に妊娠を報告。流産について話したときの周囲の反応を話してくれました。

「何も知らない状態で『調子どう?』と聞いてくれた方に『実はダメになっちゃったんだよね』と伝えると、『そうなんだ……』と言ったきり、その話題には一切触れてこない、といったことがよくありました。

 気持ちはとても分かるのですが、触れられないと妊娠自体がなかったことになってしまうようで、むしろ切なく感じましたね。自分からも話せなくなってしまいますし。

 仲の良い人は『あれから体調大丈夫?』と聞いてくれて、その温かさが嬉しかったです。話題を避けられるよりも、体調について触れてもらったり、心配してくれたりしてもらう方が、嬉しかったですね」