血液型の割合について考えたことがありますか?血液型というのは、性格が出たり特徴があったりと面白いものです。つい自分の血液型にだけ注目してしまいますが、世界全体で見ると血液型の割合がどんなものなのか興味がありませんか?早速探ってみましょう!

気になる!血液型の割合

血液型の割合は日本と世界で違う?意外と知らない血液型のアレコレ
(画像=『Lovely』より引用)

血液型の割合の前に、血液型について紹介しますね。血液型とは、ABO式やRH式で分けられた血液の型です。A型、B型、O型、AB型のほかにも、RHプラスやRHマイナスというのもつけて分けることができます。

血液型は、大きく分けると4種類ですが、たった4種類の中にも様々な特徴があります。「自分はB型だからB型のことなら何でも知っている!」と思っていても、意外と知らないこともあるでしょう。

血液型は、身近にありながらも謎が多いと思わせられることもありますよね!今回は、血液型の割合や血液型の特徴などについて紹介します。

この記事を見ることで、血液型から面白い発見をすることができますよ!

日本で一番多い血液型は?

日本人と言えば、A型のイメージがありませんか?A型が多いというのは良く聞く話ですよね。実際のところ、その通りで、A型は39%の割合で存在していますよ。約4割の日本人がA型ということですが、4割はかなり大きい割合ですね。

次はO型の29%です。約3割ですね。A型の次はB型が多いのでは?と想像する人もいますが、実はO型が多いのです。そして、3番目にB型の22%です。約2割がB型ですが、意外と少ないですよね。

一番少ないのはAB型です。10%程度しかいません。AB型が1番少なくてA型が一番多いというのは知っている人も多いですが、数字でみると、圧倒的な差がありますよね。

AB型ってなんで少ないの?

血液型の始まりはO型です。そしてA型、B型、AB型の順に誕生しています。こう考えると、古くからあるO型やA型というのは、比較的多くの割合で存在するというのが分かりますね。

その考えに沿うと、AB型は新しいから少ないということなのです。O型のように古くからあると、体がとても強くなります。環境の変化に耐えることができるため、ちょっとしたことでダメになったりしないのです。

しかし、AB型は新しいからこそ対応力がなく、環境の変化に弱いため、現段階で数が少ないのです。分かりやすく言うと、新しいからこそ生き残れていないというイメージです。

また、遺伝子で考えるとO型の遺伝子がとても多いことも関係しています。A型の人でもAO型ならO型遺伝子を持っていますね。そしてB型の人もBO型ならO型の遺伝子がありますよね。

それに対して、AB型というのはA型とB型の遺伝子しかなく、O型の遺伝子がありませんよね。O型という1番多い遺伝子がないために、AB型として生まれる確率というのは低いとも言われているのです。

世界の割合だとO型が一番多い!?

血液型を日本レベルで見るとA型が1番多いですが、世界レベルで見ると実はO型が1番多いです。割合的には、O型が45%、A型が40%なのでそんなに差はありませんがO型のほうが多いですね。約半数はO型ということですよね。

そして、B型が11%でAB型が4%です。AB型が少ないことは分かっていたでしょうがB型も意外なほど少ないですよね。だからB型は特殊なイメージを持たれることが多いという可能性がありますね!

なぜ、世界的にO型が1番多いのかというと、先ほど話した環境の変化に強く長く生き残っていることが挙げられます。とにかく病気にかかりにくい血液型なので、自然と人口も増えていくのです。

純血のブラジル人はなんとO型率100%

血液型は、4種類存在しどの血液型も満遍なくどこの国にもいると自然と思ってしまいませんか?実は、純血のブラジル人は100%の割合でO型なのです。ハーフになると、違う血液型にもなりますが、純血ブラジル人は必ずO型というデータがあります。

その昔、病気が流行ったときにO型の人だけが生き残ることができたという説があります。これを考えただけでも、やはりO型は体が強いということがわかりますね。

血液型占いは日本だからできる

100%の割合でO型という国もあると考えると、日本の血液型の割合は少々の偏りはあるものの、世界的に見ても均等だということが分かります。特に、AB型は世界では4%しかいないところ日本には10%存在していますよね。

この均等さがあるからこそ、血液型占いというのが日本ではできるのです。他の国では、「血液型で占いなんてくだらない!」とか「自分の血液型も知らない。」と血液型にそんなに興味を示していないこともあります。

日本は均等に血液型が存在しているからこそ、血液型の特徴などに皆敏感になることができ、占いを楽しむこともできるのでしょうね。

国別!あの国は何型が多い?

血液型の割合は日本と世界で違う?意外と知らない血液型のアレコレ
(画像=『Lovely』より引用)

国別に多い血液型を見ていると、とても面白いことが分かりますよ。その国の傾向が出てくるのです。どの血液型に、どの国が入ってくるのか見てみましょう!

A型が多い国

A型が多いのは、日本、ドイツ、フランス、ポルトガルですね。これらの国の特徴には、真面目さや礼儀正しさがありますよ。

特に、日本とドイツは似ている国と言われ時間をきちんと守る誠実さを持っていますよね。世界的に見ても、これだけ真面目なのは日本とドイツと言われています。

フランスやポルトガルも世界レベルでみると、とても真面目で勤勉な人が多いのが特徴ですね。こう考えると、A型はやはり真面目が特徴というのが分かるでしょう。

B型が多い国

B型は、インド、パキスタン等の国に多い血液型です。特にインドは40%がB型と言われているB型大国ですね。特徴としては、ノリが良くて明るいところ、そして少しおおざっぱな性格をしているところではないでしょうか。

インド式という計算式があるようにB型は頭の回転が早いとか1つのことに凝る能力というのが長けているところもありますね。

O型が多い国

O型が多い国は、ブラジルやメキシコなどの南米系になります。O型は心が広くて大らかで楽観的なイメージがありますが、南米系の人たちのイメージそのままではないでしょうか。

生きることそのものが楽しくて仕方がないというオーラが伝わってきますよね。いつもニコニコしていて、人を受け入れるような寛容さも持っているでしょう。

世界で一番AB型が多い国は

AB型が最も多いのはアイヌです。世界で4%のAB型ですがアイヌにはなんと18%も存在しています。日本の10%も多いと言われる中で、アイヌは約2倍もの多さでAB型の人がいるのです。

ただ、アイヌで1番多い血液型はB型です。そして、面白いのがO型が1番少ないということも分かっていますよ。アイヌでは、AB型が生きやすい環境が整っているのではないでしょうか。