「音読み」「訓読み」が紛らわしい漢字

漢字の音読み訓読みとは?違いや見分け方・組み合わせた言葉など
(画像=『Lovely』より引用)

中には音読みなのか訓読みなのか、とても紛らわしい漢字も存在します。

・「本」
一文字で意味が通じるので訓読みと思いきや、この漢字は「ほん」とも「もと」とも読みますよね。そして「ほん」と読む場合2文字目は「ん」となるので「ほん」は音読み、「もと」が訓読みになります。

・「愛」
この漢字も一文字で意味が通じます。しかし、2文字目が「い」なので音読みです。訓読みで使う場合は「め(でる)」などになります。

・「駅」
この場合、この一文字で意味がわかるので訓読みに思えますが、読み方が「えき」のひとつしかないため音読みになります。

・「死」
この漢字も「駅」と同様で、読み方が「し」のひとつだけなので音読みになります。

単純なようでちょっと難解なところが漢字の面白いところですよね。

同じ漢字なのに音訓で読み方が異なる苗字

漢字の音読み訓読みとは?違いや見分け方・組み合わせた言葉など
(画像=『Lovely』より引用)

日本には珍しい苗字や難解な苗字がたくさんありますよね。でも、難解なわけでもないのに読み方を間違ってしまう場合があります。

それは、音読みと訓読みで苗字の読み方が違う場合です。それこそまぎらわしい!と思うかもしれませんが、苗字は本人にとってはとても大切なものです。間違いやすい場合「どうお読みしますか?」とか「○○さんとお読みしていいのでしょうか?」など一言付け加えて失礼が無いようにしたいですね。

読み方がひとつではない苗字として、次の例があります。

・「大谷」→「おおたに」「おおや」「おおがい」
・「井口」→「いぐち」「いのくち」「いのぐち」
・「平」→「たいら」「ひら」
・「羽生」→「はにゅう」「はぶ」
・「堀田」→「ほった」「ほりた」
・「渡辺」→「わたなべ」「わたべ」

あなたの身の周りにもいるのではないでしょうか。