肌をきれいに見せるメイクで欠かせないフェイスパウダーとファンデーション。それぞれ用途や効果が異なるのですが、正しく理解できていますか?両方をうまく使うことによって肌がキレイに仕上がります。今回はフェイスパウダーとファンデーションの違いや選び方をご紹介します。
フェイスパウダーとファンデーションの違い
お肌をきれいに仕上げるという意味ではフェイスパウダーとファンデーションは同じですが、それぞれ特徴や用途が異なります。
それぞれどのような違いがあるのかご紹介しましょう。
ファンデーションの特徴
ファンデーションは、基本的に肌のベースメイクで使用するメイクアイテムのことです。
肌の見た目を均一に整える色ムラ補正や、シミやそばかす、毛穴などの肌トラブルをカバーする効果があるものも。
ファンデーションは主にパウダーとリキッドに分けられますが、その他にもさまざまな種類が出ています。
クッションファンデーションやミネラルファンデーション、スティックファンデーションなど成分やテクスチャーが異なり、肌タイプに合ったものを選べるのが特徴です。
フェイスパウダーの特徴
フェイスパウダーは、ファンデーションの後の仕上げとして使用するのが一般的です。
ファンデーションが固形や液体であるのに対し、フェイスパウダーは粉状です。
ファンデーションのように色づきは少なく、顔色をきれいに見せたり、立体的に見せたりする効果が。
シンプルなフェイスパウダーの他には、ルースパウダーやプレストパウダーなどもあります。
肌を艶やかに見せたり、透明感があるように見せたりしてくれるものです。
フェイスパウダーとファンデーションのメリット
フェイスパウダーとファンデーションはそれぞれ異なったメリットがあります。
それぞれのメリットについてご紹介していきましょう。
フェイスパウダーのメリット
フェイスパウダーの最大のメリットは、化粧持ちを良くしてくれることです。
ファンデーションのみだと崩れが目立ちやすくなります。
少しでもメイクを長持ちさせたい場合は、フェイスパウダーは欠かせないと言っても過言ではありません。
他にも、肌のトーンアップやテカりを抑えてマットな仕上がりになるといったメリットもあります。
ファンデーションのメリット
ファンデーションのメリットは、シミや小じわ、赤身、毛穴など顔の隠したい部分をカバーできることです。
また、色ムラをなくして肌を均等のトーンに仕上げることができるのもメリット。
カバーしながらナチュラルな仕上がりに見せるものや、長時間でも崩れないものなど、高品質なファンデーションが多数あります。
仕上がりイメージにぴったり合ったファンデーションを選びましょう。
フェイスパウダーとファンデーションの使い方のポイント
フェイスパウダーとファンデーションは使い方にも違いがあります。
ここでは、フェイスパウダーとファンデーションの使い方のポイントは次の通りです。
- 基本的にはファンデーションの後にフェイスパウダー
- パウダーファンデーションの場合はフェイスパウダーは不要
- 塗りすぎはべったり感や粉っぽくなるので注意する
基本的にはファンデーションの後にフェイスパウダー
基本的には、ファンデーションの後にフェイスパウダー使用します。
順序の例としてはこちらです。
- 化粧下地
- ファンデーション
- コンシーラー(必要に応じて)
- フェイスパウダー
また、肌メイクの悩みのひとつである「崩れ」を防止するために、フェイスパウダーを使用してからファンデーションをするパターンもあります。
パウダーファンデーションの場合はフェイスパウダーは不要
パウダーファンデーションは固形になっていますが、肌に乗せると粉状になって広がっていきます。
フェイスパウダーも使用すると粉っぽくなることがあるので使用しないことを勧められることも。
しかし、崩れやテカりが気になる人や肌をトーンアップさせたい人は、軽めにフェイスパウダーを塗布するのがおすすめです。
色づきがほとんどないクリアなタイプを選ぶと、ナチュラルに仕上がります。
塗りすぎはべったり感や粉っぽくなるので注意する
フェイスパウダーもファンデーションも厚塗りしたからといって、きれいに見えるわけではありません。
ファンデーションは厚塗りするとべったりした感じになり、時間が経つと浮いてくることがあります。
また、塗りすぎると不自然な印象になり、ナチュラルな肌には見えません。
2度塗りする場合は、カバーしたい部分だけにするなどメリハリをつけましょう。
フェイスパウダーも同様につけすぎると粉っぽくなります。
粉が浮いた肌は不自然なので、ササっと肌の上に軽くのせるようにつけるのがポイントです。