夏休みなどの休暇中などに気持ちのいいスポットにお出かけをしたときには、ヨガの呼吸法を取り入れてカラダの内側からリフレッシュしてみませんか?
ヨガインストラクターの筆者が、気持ちを切りかえたり、やる気をアップさせたりするのに効果的な呼吸法をご紹介していきます。
休暇中に呼吸を意識してリフレッシュ!
日ごろのストレスや疲れを発散するために、休暇中は空気が良いところに出かけてリフレッシュしているという方も多いでしょう。
新しい場所へ行ったり、自然を目にしたりすると気持ちがスッキリしますよね。
空気がいいところに行ったときにプラスアルファで取り入れたいのが、呼吸法です。
普段の呼吸を少し意識して変えるだけで、リフレッシュ効果がさらに高まります。
今回は、休暇中にぜひ取り入れてほしい心身を整える呼吸法をご紹介していきます。
なぜ呼吸法でリフレッシュできるの?
呼吸でリフレッシュすることは本当に可能なのかと疑問に思われる方もいると思いますので、呼吸でリフレッシュできる仕組みを簡単に解説します。
私たち人間は、 1日2~3万回ほど呼吸をしていると言われていますが、常に意識して息を吸ったり吐いたりしている方はいないでしょう。
無意識にしている呼吸ですが、血液循環や体温調節、消化機能、感情などもコントロールしている自律神経と影響しあっています。
例えば、緊張したり、怒りを覚えたりすると息が浅くなりますよね。
そのとき、自立神経は交感神経が優位になっており、心臓の音が早くなり、口や目が乾くのが分かるかと思います。
「頭に血がのぼる」という言葉の通り、体内では血管が収縮し、血圧が上昇するなどの変化が起こっている状態。
浅くなった息を意識して深い呼吸へと整えてあげると、自律神経のうちの副交感神経が優位になりリラックス状態へと導くことができ、緊張はほどけ、怒りは徐々におさまっていくのです。
呼吸法でリフレッシュできるのも、 交感神経と副交感神経のバランスを調整できるからです。
さっそくオススメの呼吸法を紹介していきますので、休暇中にトライしてみましょう。