人生のパートナーに出会ったのが、たまたま大学生の時だった…。学生結婚には賛否両論あります。大学生活や就職、学費の支払いに苦労するイメージが強く、まだまだ世間の風当たりが強いのが現実です。今回そんな学生結婚の注意点7つとメリットを5つお話します。

大学生で結婚!学生結婚ってあり?

学生結婚の注意点7つ!大学生で結婚はあり?
(画像=『lovely』より引用)

新しい友達関係やサークル、そして初めてのひとり暮らしなど、大学生活は何もかもが目新しくて、ドキドキすることの連続です。

学業にアルバイトに、いろいろな経験をして就職をする…というのが大学生活の王道のような気もしますが、中には学生結婚という選択肢を選ぶ人もいます。

学生結婚するということは、ほとんどの場合が無収入です。むしろ親の扶養下にあって、自分で学費や生活費が払えない状態です。社会的に自分たちの足で立っているとは言いがたい状況で、その分まわりの理解が得にくいのも確かです。

そんな一見デメリットしかなさそうな学生結婚ですが、メリットもあります。今回は学生結婚における注意点とメリット、そして最大の壁、生活や扶養についてお伝えしていきます。

大学生で結婚!学生結婚は長続きするの?

学生結婚の注意点7つ!大学生で結婚はあり?
(画像=『lovely』より引用)

学生結婚での多くは、子供ができたための出来ちゃった婚が多いと言われています。結婚を意識し考える前に、子供ができ産みたいと望んだための結婚です。

そのため、覚悟や自覚を持つ前に親・夫婦になるということで、ちょっとしたことがきっかけで離婚に発展してしまう可能性が高くなります。

もちろん長い生涯を共にする覚悟や自覚をもって家族として支え合っている、学生結婚カップルもいるので一概には言えません。しかし、昨今の若年層離婚率の割合を見ると、ちょうど学生年齢の19~24歳がもっとも高くなっているという結果が出ています。

学生結婚の注意点1【経済的に負担がのしかかる】

学生結婚の注意点7つ!大学生で結婚はあり?
(画像=『lovely』より引用)

大学に通うとなれば、当然学費やそれに伴う生活費がかかってきます。奨学金をもらっていたり、アルバイトで生活費を稼いでいると、自分ひとりでも大変なはず。

学生は就職して毎月一定額を稼げる会社員というわけではありませんし、社会的身分も保証されていないも同然です。そうすると、お金を稼ぐのはアルバイトやパートが中心になります。

決して高くない賃金で家計を回していくのは現実的にかなり難しく、本来専念すべき学業もおろそかになりがちです。さらに子どもが生まれると、想像もできないくらいのお金が必要になってきます。

おたがいの両親に相談して、扶養家族として養ってもらうようにする、公的援助金を受け取るなど、何らかの対策を練る必要があるでしょう。

学生結婚の注意点2【就職に不利・妊娠で休学になるかも…】

学生結婚の注意点7つ!大学生で結婚はあり?
(画像=『lovely』より引用)

日本の就職活動において、「学生結婚している」という事実は、まだまだデメリットとして捉えられる傾向があります。「学生結婚か!すごいね!」と言われるよりは、「その場の感情で動く人」と見られるくらいのことは覚悟しましょう。

特に女性は、妊娠するとますます就職が不利になります。今現在妊娠していないにしても、結婚しているということは、将来早い段階で妊娠する可能性は十分あります。

せっかく採用して、すぐに妊娠、そして産休をとるなんてことになったら、企業としてはメリットがありません。長い目で見て、採用が難しいと判断されても仕方がないと言えます。

就職でなくても、在学中に妊娠して、休学せざるを得ないこともあります。その間の学費や生活費についても、パートナーや親とよく話し合う必要があるでしょう。