塗る日焼け止め、選ぶポイント

日焼け対策には塗る日焼け止めが必須であるとお伝えしましたが、日焼け止めもたくさん種類があって選ぶのが難しいという方も多いのではないでしょうか。

まず日焼け止めに必ず書いてあるSPFやPAについて簡単にお話をします。

●SPF
“日焼けしたあとに炎症を起こさない効果”を表したもの。この数値が高いと、日焼けによるシミそばかすを防ぐ効果が高いということになります。

●PA
“日焼け直後に肌が黒くなること、その後のしわたるみを防止する効果”を表したもの。これは+、++、+++、++++の4段階で表示され、++++が最も高いです。

飲む日焼け止めと塗る日焼け止め、どちらがいいの?美容外科医が教えます
(画像=『女子SPA!』より引用)

SPF、PAが高いほど肌への負担が大きくなります。日常生活でスーパーにしか行かないよということであればSPF20、PA++程度のもので良いですし、マリンスポーツなどの際はSPF50+、PA++++のものを選ぶなど、日差しの程度と浴びる時間によって使い分けましょう。

SPF、PAによって既に何通りもあるのですが、成分によっても大きく2種類に分けられるので、次に成分についてもお話をします。

肌が弱い人におすすめの成分は?

●紫外線吸収剤
紫外線を日焼け止めが吸収し、肌を守るというものです。やや肌を乾燥させてしまうので、乾燥肌の場合は注意してください。

●紫外線散乱剤
紫外線を反射させることにより、肌を守るというものです。 成分として金属を使用しています。酸化亜鉛や、酸化チタンが主な原料です。基本的には金属アレルギーの方も使用できますが、酸化亜鉛は金属アレルギーを起こす方が一定数いるため、その恐れがある場合は二の腕の内側などに試し塗りをして、アレルギーを起こさないか確認してから使用しましょう。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤では、紫外線散乱剤の方が肌が弱い方にお勧めです。

市販の日焼け止めでおすすめのものは?

本当にたくさんあるので一部ですが、WHOMEE『エイジングケアUVカットジェル』、&be『UVミルク』、アルビオン『ノンケミカルクリーム』などがおすすめ。

飲む日焼け止めと塗る日焼け止め、どちらがいいの?美容外科医が教えます
(画像=「&be UVミルク 120g」3,080円(税込)、『女子SPA!』より引用)

私自身、口コミを見て気になったものを成分チェック、最終的にお肌に合うあわないで使用を継続するか決めています。皆様も色々試してみて、是非お肌に合う日焼け止めを見つけてくださいね。