こんにちは、ドクター麻梨子こと、美容外科皮膚科医師の平田麻梨子(ひらた まりこ)です。

飲む日焼け止めと塗る日焼け止め、どちらがいいの?美容外科医が教えます
(画像=平田麻梨子医師、『女子SPA!』より引用)

紫外線が強いこの時期、皆様日焼け対策はされていますでしょうか?

日焼け対策というと、日焼け止め、日傘、肌を衣類で覆うというようなことが考えられますが、今回のコラムでは日焼け止めに関するお話をしていこうと思います。

日焼け止めには種類がある?

塗る日焼け止めが一般的ですが、実はそれだけではなく飲む日焼け止めというものがあります。

塗る日焼け止めは、肌を日焼け止めで覆うことによって紫外線が直接皮膚に作用しないようにしています。

飲む日焼け止めは、サプリを内服することによって、紫外線によるダメージを防ぐ効果があります。

飲む日焼け止めと塗る日焼け止め、どちらがいいの?美容外科医が教えます
(画像=写真はイメージです(以下同)、『女子SPA!』より引用)

飲む日焼け止めは、フェーンブロックやニュートロックスサンという成分が主のサプリメントで、それらを飲むことによって、日焼けが原因で生じる赤み等の皮膚ダメージを予防することができます。

飲む日焼け止めと塗る日焼け止め、どちらがいいの?

飲む日焼け止めは、日焼けを防ぐ効果があるわけではなく、日焼けが原因の皮膚ダメージを予防することが目的で内服するサプリメントです。

飲む日焼け止めを飲んだとしても、外に出て太陽光を浴びるとしっかり日焼けしますし、シミや肝斑が悪化することになります。

ですから、飲む日焼け止めと塗る日焼け止めは、同等の効果があるわけではないことを認識しておいてください。飲む日焼け止めは、あくまでも”塗る日焼け止めの補助”として、春ごろから毎日服用すると良いでしょう。

日焼け対策は、まずは塗る日焼け止めの使用を忘れずに!