魚は健康にいい、というイメージがあると思います。これは、魚に含まれる油の栄養素が大きく関係しています。魚油は、実はダイエットにも効果を発揮してくれます。今回は、栄養学とスポーツ科学を専門とする筆者が魚油がダイエットに効果的な理由、どのように取り入ればいいのかを紹介していきます。
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コロナによるリモートワークが原因で「運動不足」に陥ってしまう方が急増しています。
運動不足を軽視している方は多いですが、実は厚生労働省のデータによると、運動不足が原因でお亡くなりになられている方はなんと年間5万人にものぼるのだとか。
しかしそうは言っても、
- 運動は自分であまりしたことないから、何から始めたら良いかわからない
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魚に含まれているのは“良質な油”
“和食は健康にいい”“和食はヘルシーでダイエットにいい”ということは、世界的にも知られてきていますよね。和食が健康にいい理由の一つに、魚を食べることが挙げられます。
魚には、「魚油(ぎょゆ)」という油が含まれていて、この油が健康にいい効果を発揮してくれるのです。油と聞くと、ダイエットにはマイナスなイメージがあるかもしれませんが、魚に含まれているのは、ダイエットの味方となってくれる良質な油です!
「魚油」は健康にいいだけでなく、ダイエットにも効果的。美味しく魚を食べるだけでダイエット効果が得られるなら、嬉しいですよね。
今回は、栄養学とスポーツ科学を専門とする筆者が「魚油」が健康やダイエットにいい理由を紹介していきます。「魚油」をダイエットに取り入れ方法もチェックしていきましょう。
なぜ魚油が健康に良いのか
「魚油」には、「エイコサペンタエン酸(EPA)」や「ドコサヘキサエン酸(DHA)」という物質が多く含まれています。これらが健康の維持に貢献してくれます。
少し専門的な話になりますが、食品に含まれている油は、グリセリンという物質と脂肪酸という物質が結合した状態で存在しています。その脂肪酸は大きく分けて、オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸というものに分類することができます。
「エイコサペンタエン酸(EPA)」と「ドコサヘキサエン酸(DHA)」は、オメガ3系脂肪酸に分類されます。オメガ系脂肪酸は、オメガ6系脂肪酸の過剰摂取で起こる炎症反応を抑える働きをしてくれます。
この他にも、「EPA」や「DHA」には、血栓の形成を抑制する働きがあります。血管の中で血栓が形成されると、血液が流れにくくなり、脳梗塞や心筋梗塞などの原因となります。
オメガ3系脂肪酸を多く含むのは、えごま、亜麻仁、青魚など。オメガ6系脂肪酸を多く含むのは、コーン油、大豆油、グレープシードオイルなどです。
魚油の「EPA」や「DHA」は、ダイエットにも効果的!
魚油の含まれる「EPA」や「DHA」は健康にいいだけでなく、ダイエットにも効果を発揮してくれます。
脂肪というと、お腹に蓄えられる邪魔なもの、という認識があると思いますが、実はエネルギーを消費してくれる脂肪もあるのです。それが、褐色脂肪組織というものです。
実は、「EPA」や「DHA」には、褐色脂肪組織のようにエネルギーを消費する特徴を持つベージュ細胞という細胞を増やす働きがあります。つまり、「EPA」や「DHA」を摂取することで、より多くのカロリーを消費できるようになり、痩せることができます。
また「DHA」は、脂質の合成を促進させる「SREBP-1c」というタンパク質の発現を抑制することで、脂質の合成を抑制する働きもあります。
こうしたことから、「EPA」や「DHA」はダイエット効果を発揮してくれます。
魚油の「EPA」や「DHA」は、筋肉分解を抑える働きも!
ダイエットをしていると、食事制限により筋肉が分解されていきます。筋肉が分解されると、ダイエットに成功しても基礎代謝が落ち、リバウンドする可能性があります。
そのため、筋肉をなるべく落とさずにダイエットすることが重要です。
「DHA」には、筋肉を分解するMuRF1というタンパク質の働きを抑えて、筋肉の分解を抑制する働きがあることが知られています。そのため、ダイエット中に魚油を摂取することで、筋肉量を維持しながら痩せることができます。