神社巡りをするなら御朱印帳をもって御朱印をいただいて回るのもひとつの楽しみですよね。みなさんは御朱印帳について詳細にご存知でしょうか?今回は御朱印の起源から御朱印帳のサイズやおすすめのものについてご紹介していきます。長く使うものですからお気に入りのものを見つけてみてくださいね。

御朱印の起源

御朱印帳のサイズは?起源やマナーも知っておこう
(画像= unsplash.com/photos/cvUIv9j5wDg、『Lovely』より引用)

神社を巡るのが大好きという方ならきっと手にしたことがある御朱印帳。こちらが一体何なのか、明確にご存知でしょうか?

現代における御朱印の意味は神社を参拝した、という意味を表わす印です。神社名などを毛筆で書いてもらえますが、直筆やスタンプ等様式は様々です。

元々の起源を辿ってみると、御朱印帳は別名「納経帳」とも呼ばれ、昔はお寺に法華経を書き写したものを納めていました。その際に受け取ったことが分かるような印を受け取っていたのが御朱印の起源とされています。

ちなみに現在、御朱印は神社やお寺で受け取れるようです。各神社仏閣によって御朱印の有無や様式は様々でしょうから事前に調べてからお参りしたいところですね。

このような起源がありますが現在は参拝した記念にいただくもののようになっており、神社仏閣側では「スタンプラリーになりつつある」ということを危惧しています。

大切なのは御朱印をいただくことではなく、その神社仏閣に参拝しその背景を知ることになりますから、まず参拝するということが礼儀と言えるのではないでしょうか。御朱印をいただく際には神社仏閣に対する知識もつけることを意識すると良いですね。

御朱印帳の選び方

御朱印帳のサイズは?起源やマナーも知っておこう
(画像= unsplash.com/photos/JWiMShWiF14、『Lovely』より引用)

では早速御朱印帳の選び方について見ていきましょう。御朱印帳を決める際の決め手にしていただけますと幸いです。

御朱印帳のサイズ

御朱印帳は持ち運びするものです。サイズをしっかりと確認しておかないと、お気に入りのカバンには入らない!なんてことになりますから注意しましょう。

とは言いましても御朱印帳のサイズに明確な決まりは存在していません。様々な大きさのものが展開されているということになりますね。

しかし最も多く展開されている御朱印帳のサイズは11cm×16cmのようです。cmでイマイチぴんとこない方は、文庫本サイズだと想像がしやすいのではないでしょうか。持ち運びに適したサイズであると言えそうですね。

その次に標準的なのがB6サイズ、12cm×18cmのものとなります。こちらは漫画の単行本サイズとなります。やはり持ち運びに便利なサイズであり、文庫本よりも大きなものを好む方に最適です。

持ち運びを考え、自分に最適なサイズのものを選んでみましょう!

伝統

御朱印が神社によって違うように、御朱印帳も神社オリジナルで販売しているところもあります。そういったところの御朱印帳には伝統や歴史がつまっていますから、伝統や歴史を重んじる方ならきっと満足することができるでしょう。

また旅の記念にもなりますし、いつでもその神社のことを思い返すことができます。こういった「どこの神社のものか」「どういった伝統のあるものか」という部分を意識して御朱印帳を選ぶのもおすすめです。

今や文房具屋さんで御朱印帳を購入することもできる時代ですが、やはり歴史あってのものですからこだわりたい方や伝統を重んじたい方は神社で購入してみましょう。

デザイン

御朱印帳は御朱印の数にもよりますが、人によっては長く使うものとなります。それに例え全てに御朱印が押されたとしても見返すことがありますよね。そして何より愛着が湧かないと大切にしたいと思えないものです。

ですからやはりデザインを重視して選ぶことをおすすめします。御朱印帳は本当に色々なタイプのものが販売されており、無地一色のシンプルなものから煌びやかな伝統工芸を使った御朱印帳まであります。キャラクターものの御朱印帳だってありますし、神社オリジナルキャラの御朱印帳もあります。

神社だから厳かなものを使用しないといけないという決まりはありません。あなた自身が気に入って大切にしたいと思えるデザインの御朱印帳を選んでみましょう!