1)お金に対して、どんな不安があるのか書き出してみよう

事例:「お金がない」「仕事がなくなるかも」「給料が上がっていない」などなんでもいいのです。

いつも「お金がない…」と不安な人が、見落としている大切なこと
(画像=『女子SPA!』より引用)

2)「不安」から「事実」に書き直してみよう

「事実」とは、実際に起こったこと、または実在する事柄のことをいいます。不安を不安のままにしておかず、まずは事実を確認することが重要なのです。

事例: ①不安「お金がない」 →事実「現在の月のお小遣いは●円」「年収は●円」

②不安「仕事がなくなるかも」 →事実「現在の職種は営業」「●社に派遣社員として勤めている」

③不安「給料が上がらないかも」 →事実「昨年から今年の昇給は●円」

3)思い込みを見つけるステップ1・事実に対して感じたことを書き出す

思い込みを見つける目的の一つは、「不安・心配事に対して、何も解消できない自分を責めるのをやめること」です。

不安感とセットでみなさんの意識を苛んでいるのが「自分責め」でもあります。自分を責めると体も硬直して何もしたくなくなるもの。そうするとさらに、何もしないことで不安感が心を蝕みます。

ポイントは、事実に対して思ったことを全て書き出すこと。ネガティブ・ポジティブ関係ありません。

ポジティブ思考の方がいいと勘違いしている方もいますが、ネガティブな人の方が行動力がある場合も。ここでも、自分が今まで持っていた思考でジャッジをしないことをお勧めします。

事例: ①事実「現在の月のお小遣いは●円」「年収は●円」 →思考「少ない!全然足りない!この仕事は年収上がらないって思っているし、みんなもそう」

②事実「現在の職種は営業」「●社に派遣社員として勤めている」 →思考「正社員じゃないと不安。したくない仕事をしている!しんどいのに給料が上がらない!」

③事実「昨年から今年の昇給は●円」 →思考「この会社はもうダメだ。終わった。かと言って今さら転職しても…」