新生児の赤ちゃんの痙攣の症状(4)口をパクパクする
新生児の赤ちゃんの痙攣の症状の4つめは、口をパクパクすることです。
赤ちゃんが寝てる時に何かを食べているように激しく口を動かす場合は痙攣を疑わなくてはいけません。痙攣を起こしている時の赤ちゃんの口の様子は、普通に赤ちゃんが泣くときとは明らかに違いがあります。
また新生児の場合は痙攣をおこすと同時に嘔吐することもあります。赤ちゃんが寝てる時に吐いたいものが口に溜まっていると逆流して呼吸困難を起こすことがありますので、その都度キレイにしてあげましょう。
昔の子育てでは赤ちゃんが痙攣をおこすと口に割り箸などをくわえさせるのが良いと言われていたこともあり勘違いしている人もいますが、これはかえって危険です。
泣く時や暴れた時にのどを突いてしまうと痙攣とは関係のない別の後遺症を残すことになりますので、現代の子育てでは決して痙攣の時には口には何もくわえさせないように指導されることがほとんどです。
泣く赤ちゃんが痙攣している時は口には何も入れないように気を付けましょう。
新生児の赤ちゃんの痙攣の症状(5)口から泡を吹く
新生児の赤ちゃんの痙攣の症状の5つめは、口から泡を吹くということです。
赤ちゃんが口から泡を吹いて泣く様子など日頃の子育てで見ることがないため、子育て中のママやパパ、周囲の大人は大慌てしてしまいますが、口から泡を吹いて泣くのも痙攣の1つの症状になります。
赤ちゃんが口から泡を吹いて泣く時は、普段ピンク色の赤ちゃんの頬がたいてい青白くなっていることがあります。顔面蒼白といっても良いほど具合が悪そうに見えることもあります。
また泣く赤ちゃんが急に静かになった時なども注意しなければなりません。口から出る泡は赤ちゃんが寝てる時は咳き込んだりむえたり原因になりますので、ガーゼなどで拭ってあげて様子を見る必要があります。
新生児の赤ちゃんの痙攣の症状(6)脈が早くなる
新生児の赤ちゃんの痙攣の症状の6つめは、脈が早くなるということです。
生まれたての赤ちゃんの脈は通常の状態でも大人より早いものですが、その脈がさらに早くなっている時は痙攣を起こしている可能性があります。
痙攣を起こすと泣く時だけでなく寝てる状態でも非常に呼吸が早くなり、何かに追い立てられているように脈が早くなる場合があります。
痙攣で脈が早くなると次第に手足の震えやつっぱりなどの症状も併発することもあり、子育て中のママやパパはその段階で赤ちゃんの痙攣に気付くことが多くなります。
新生児の赤ちゃんは寝てる時でも症状が急激に悪化する恐れがあるため、泣くことがなくても体調が悪そうな時はあまり目を離さないように気を付けましょう。
新生児の赤ちゃんの痙攣の症状(7)一点を見つめて動かない
新生児の赤ちゃんの痙攣の症状の7つめは、一点を見つめて動かないというものもあります。
赤ちゃんが一点を見つめて動かない時、子育て中のママやパパや思わず死んでしまったのかと怖くなってしまう人もたくさんいますが、これも痙攣の症状の1つになります。
壁や天井を見つめながらジッと目を見開いている時は、心配になって声をかけたり名前を呼んだりしてしまいそうになりますが、実は痙攣の時は大きな声で呼びかけるのは逆に危険だと言われています。
大きな声で呼びかける事で痙攣の症状を悪化させて後々の後遺症を残してしまう恐れがありますので、騒がず静かに他の症状が出ていないか赤ちゃんの痙攣の状態を確認するようにしましょう。