長野県での田舎暮らしのメリットデメリット

長野県で田舎暮らし!長野県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

長野県に移住する場合、多くのメリットがあります。一方でデメリットもあるのが事実です。
移住後にどの様な特徴があるかを紹介していきます。

メリット

長野県へ移住するメリットとしては自然豊かな生活が送れることです。
森林浴や自然アクティビティ、ハイキングなどが楽しめます。
また全国で2番目に温泉地が多く保養地域としても充実しています。
水が綺麗な地域では農作物、特に稲作が発展し美味しいお米が食べられます。

さらに観光、別荘地として発展していることから主要都市では便利な生活も送ることが出来ますし、新幹線も開通していることから首都圏とのアクセスも良好です。

そして医療や教育などに特化した街もあるので自分が臨んだ生活がチョイスできる地域として人気を博しています。

デメリット

長野県へ移住するデメリットは、自然環境によるものが多いです。
まず海が無いため海岸沿いでのんびりとした田舎暮らしは出来ないということです。
そして避暑地であるため夏は涼しい一方で冬の寒さは厳しく、積雪する地域もあるので対策が必要です。
長野県の都市部でも車文化な為、運転免許が無いと不便を感じることでしょう。

また長野県内には地域ごとにコミュニティがあるのでどうしても負担を感じてしまう可能性はあります。長野県だけに限らず地方に移住を考える際には、その地域独自の環境や風習に戸惑う可能性を想定しておいた方がよいでしょう。

長野県で支援制度のあるおすすめ自治体3選

長野県で田舎暮らし!長野県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

移住地域に人気のある長野県において支援が充実している自治体はどういった場所でしょうか。ここでは支援が特徴的な自治体を3つ紹介していきます。

御代田町

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(画像=『移住支援.com』より引用)

御代田町は長野県北佐久郡の町で北部には浅間山の裾野が広がっています。
避暑地、別荘地として有名な軽井沢町の隣に位置しており、旧中山道の宿場町として栄えた歴史から交通の便も良い一方で高原野菜の産地としても知られています。御代田町への移住者数は近年、軽井沢町よりも多く、特に若年層の移住が増えています。

そして町長も北海道からの移住者ということもあり、近年注目されています。
町長は小中学校の給食費無償化や空き家改修補助金を出すなど、多くの移住支援を行っています。特に子育て層には手厚く「産後ケア事業」を令和元年から拡大した他、放課後児童クラブ乳幼児健診・教室を充実させ「こども自然探検隊」として豊かな自然環境を活かしたキャンプや自然観察を小学生が楽しむことができます。

さらに市民農園や滞在型の農業体験施設などもあり「農ある暮らし」もできます。新規就農相談に空き家バンク、高齢者向けの移送支援など町全体が移住後の生活をサポートしてくれる町で、注目を集めています。

信濃町

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(画像=『移住支援.com』より引用)

信濃町は長野県上水内郡の町で新潟県に接していることが特徴です。
町全体で標高が高く、森林に囲まれた生活が送れます。町内では野尻湖でのウォータースポーツや、北信五岳でのウィンタースポーツが人気でアウトドアレジャーも盛んな地域です。

一方で新潟県に面していることから海にも近いので、サーフィンや海水浴なども楽しみたい若い世代が移住しています。海なし県の長野県で海が生活圏内にあるのは信濃町くらいなものです。
そして信濃町は「ありえない、いなかまち」とくぎ打って多くの移住者たちが田舎暮らしを満喫しています。そこには充実した支援制度があります。

住環境の支援として「空き家バンク制度」はありますし「町営住宅」も管理されています。そして「若者定住促進家賃補助」として40歳以下の移住者が指定の賃貸住宅に入居した場合に家賃補助が受けられます。
また「住宅取得資金利子補給金交付事業」として新築住宅の建築や中古住宅の購入を行った際に、金融機関から融資を受けた場合の利子に対して、補給金が受けられます。さらに「住宅リフォーム支援事業補助金」として空き家のリフォームにも補助金が出ます。

子育てに関しては「第3子以降保育料減免事業」として第3子以降は1人に付つき6千円を上限に保育料が軽減されます。
そして小中学校の教材は無料ですし高校生が鉄道を使って通学する場合の定期運賃は20%を町が補助します。大学進学などの進学希望者に対して月額5万円を町から無利子で借りられます。

そして「木育ルーム なかよし」は子供の頃から木に親しむ心を育むための広場で様々なサービスを実施しています。
この様に信濃町では、多くの支援がある上に海へも行けることから人気の移住地域になっています。

南箕輪村

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(画像=『移住支援.com』より引用)

南箕輪村は長野県南部に位置する上伊那郡の村で、県内においては最も人口の多い村です。
平均年齢43.3歳と長野県の村では最も若い世代が多く、出生率・人口増加率も長野県1位です。
南箕輪村は村内にインターチェンジが所在しているため、東京・名古屋からの所要時間はともに約2時間半という好アクセスな地域です。信州大学農学部のキャンパスがあるので日本で唯一、保育園から大学院まである村です。

若者が多いことから子育て支援が充実しており「福祉医療費給付金」で高校三年生までは医療費がほぼ無料です。他にも「児童手当」や「保育料の免除」もある他、「空き家バンク」や「住宅リフォーム補助金」といった住環境の補助も充実しています。

そして「大芝高原いちご」やコシヒカリ、信州りんごといった農作物が有名で新規就農者にもやさしい町です。
「ちょこっと農業塾」や「田んぼ体験隊」といった農業体験から始められますし、地域では農業・食育団体の活動が活発で、就農をサポートしてくれます。お試し住宅もあるので農業体験と移住体験が同時にできるのも嬉しいところです。
南箕輪村は今、長野県だけでなく全国的にも注目を集めている移住候補地です。

まとめ

長野県で田舎暮らし!長野県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

長野県は移住希望地としてかなり人気の高い地域です。交通や生活面、移住後の補助なども充実しているだけでなく教育の面からも注目を集めています。
自分に合った移住をするなら長野県は候補として外せない地域です。


提供・移住支援.com

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