長時間歩くと足が痛いことはありませんか?

もしかしたら、偏平足が原因かもしれません。

偏平足を改善することで、腰痛や膝の痛み、肩の痛みが改善することも。

今回は、ヨガで偏平足を改善する方法をお伝えしていきます。

偏平足とは?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

偏平足とは足の裏のアーチがつぶれてしまって、土ふまずが全くなくなってしまう状態のことを言います。

通常、足の裏のアーチが歩く時の衝撃を吸収してくれます。

車を想像してみて下さい。サスペンションがないと地面の衝撃が車体に伝わって、ガタガタと乗り心地が悪くなってしまいますよね。

足の裏のアーチがない状態というのは、車のサスペンションがないのと同じです。

カラダに衝撃がかかるので、足が疲れやすかったり、ヒザ、腰、肩などを痛める原因となってしまうのです。

偏平足になる原因とは?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

足の裏には様々な筋肉があります。

ふくらはぎから足の裏にかけて伸びている筋肉や、足の裏に広がる筋肉、足首を曲げ伸ばしする筋肉など、とにかくたくさんの筋肉があるのです。

これらの筋肉が土ふまずを作る骨を支えているため、足の裏の筋肉が落ちてしまうと、土ふまずを作る骨が地面に落ちてしまいます。

すると、土ふまずがなくなり、偏平足になります。

つまり、偏平足を改善するもっとも有効な近道は、足の裏のいろいろな筋肉を鍛えることというわけですね。

ヨガには、足の裏の筋肉を有効的に使うポーズやエクササイズが多数存在します。

偏平足でお悩みの方は、ぜひ次から紹介するポーズ&エクササズを参考にしてください。

偏平足を改善するヨガポーズ2選

山のポーズ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガのレッスンを受けると必ず出てくるのが「山のポーズ」です。

今回は、足の裏のアーチを意識しながら行ってみましょう。

「山のポーズ」のやり方

  1. 足をそろえてまっすぐに立つ。視線は遠くに。手は自然にカラダの横におろして、指先を軽く伸ばす。
  2. 両足の親指、小指、かかとがしっかりついていることを意識する。
  3. 筋肉を収縮されて、足裏のアーチを作ってみる。上体のバランスがどう変わるかを静かに観察してみる。
  4. 足の裏のアーチを作ったり、緩めたりを繰り返す。一番楽に安定する状態を探してみよう。
  5. その状態を1分間キープする。

木のポーズ

『yoganess』より引用jpg
(画像=『yoganess』より引用)

木のポーズ」は、片足立ちでキープするポーズです。

片足だけに重心がかかってきますので、より足の裏に負荷がかかります。

足の裏のアーチを意識して行うことで、足の裏のアーチをキープする力が鍛えられます。

「木のポーズ」のやり方

  1. 「山のポーズ」で立つ。
  2. 体重をやや左の足に乗せて右ひざを曲げる。
  3. 右足の裏を左脚の内側につける。グラグラする方は右足を足首辺りにつけるだけでOK、できる方はできるだけ高い位置まで右足を持ち上げる。
  4. 両手を上に持ち上げて、30秒~1分間ほどキープする。