会話術のスキルが上がると人間関係うまくいく
会話術とは、良好な人間系関係を築くためのスキルです。会話術のスキルが上がると、コミュニケーション能力も上がります。会社での人間関係がうまくいかなかったり、なかなか友達ができなかったりする人は、会話術のスキルを上げてみましょう。
また、会話術が身についていると、商談やミーティングなどもうまくいくようになります。会話術に話のスキルやネタは不要です。人と会話するにあたって、面白い話を提供しなければとプレッシャーになっている方も多いはず。もちろん、面白い話ができることに越したことはありませんが、まずは、相手の話を聞くことが、会話術の重要なポイントとなります。1時間の会話の中で、自分の話は10分あれば十分。
では、面白いネタがなくても、人に好かれる会話はどのようにしたらいいのでしょうか。早速ご紹介していきます。
【基本編】人に好かれるための5つの会話術
まずは、人に好かれるための会話術の基本を身につけましょう。会話術の基本に気をつけて会話をすれば、相手に不愉快な思いをさせませんし、お互いが気持ちよく会話できるようになります。基本編では、知らず知らずのうちに口癖になってしまっている言葉や、態度を見直していくポイントをご紹介していきます。
人に好かれる会話術①相手の話を聞く
まず基本的な会話術の重要なポイントは「相手の話をちゃんと聞く」です。相手の話を聞くことは、基本中の基本です。聞き上手は会話が弾み、自分の話を上手に話そうとする以上にメリットがあります。相手の話を聞けない人は、人に好かれる会話術を身につけられないと言ってもいいくらいです。
また、ちゃんと相手の話を聞いているつもりでも、あくびをしたり、無反応だったりしては意味がありません。一語一句きちんと覚えながら聞く必要はありませんが、ちゃんと受け答えができるように大まかな流れを掴み、相手が何を話したいのか、理解しながら会話するようにしましょう。
話を聞くのが下手な人には共通した特徴があります。〈話を聞くのが下手な人の特徴〉を参考に、人に好かれるための聞く力を見つけましょう。
〈話を聞くのが下手な人の特徴〉
①違うことを常に考えている
人の話を聞きながら、違うことを考えていると相手の話が入ってきません。聞いている話に、なんて答えようか考えていても、相手の話を聞き逃してしまいます。相手の話がつまらなくて、違うことを考えてしまうこともありますよね。人から好かれるための会話をするためには、違うことを考えず、相手の話に集中しましょう。
②自分の意見を早く言いたい
自分の意見を早く言いたくて、相手の話を遮ってまで自分が話してしまう人は、話を聞くのが下手です。自分の意見や話をしたい時もありますが、まずは、相手の話を聞いてからにしましょう。相手の話を遮ってしまうのは、相手にとって不快感でしかなく、嫌われてしまう場合もあります。
③ボーッとして聞いている
「ねぇ、聞いている?」なんて言われたことはないですか。聞いているつもりでも、ボーッと下を向いていたり、ボーッと外を見ていたりと、話を聞いているリアクションがないと、相手との会話は成り立ちません。どんな話でも、ボーッとしてしまうのは、聞く力がない証拠です。せめて、相槌を打つくらいはして、リアクションしましょう。
④先読みしようとしている
相手の話を先読みして先にオチを言ってしまうと、会話が成立しません。相手の話のオチを先に言ってしまっては、相手の気分を悪くしてしまうかもしれません。また、今から言おうとしたのに…と思ってしまうとなかなか話してくれなくなり、嫌われてしまうなんてことも。相手の話が終わるまで、先読みしたことは言わず、きちんと話を聞くようにしましょう。