北海道での田舎暮らしのメリットデメリット

北海道で田舎暮らし!北海道のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

北海道で田舎暮らしをする際には、メリットだけでなく、デメリットの理解も大切です。下調べをせずに移住すると、「こんなはずじゃなかった」「こんなこと知らなかった」など、後悔ばかりが目立ってしまう可能性があります。
ここでは、北海道での田舎暮らしのメリットやデメリットについてご紹介します。
北海道が本当に自分に合う移住地なのかを見極める際の参考にしてください。

メリット

北海道で田舎暮らしをするメリットは下記の3つです。

  • 夏が涼しい
  • 室内が暖かい
  • 絶景スポットの多さ

それでは、メリットについてひとつずつご紹介していきます。

夏が涼しい

北海道に移住する際のメリットは「夏が涼しい」ことです。
北海道の夏の平均気温は20℃前後で、30℃を超えるような真夏日は少なく過ごしやすいのが特徴的です。昨今は地球温暖化や異常気象の影響で、北海道の気候も変化しつつありますが、それでも日本の各地と比較すると昼夜問わず涼しいでしょう。
「夏の暑さに耐えられない!」「生ぬるい風が苦手」といった方は、思い切って北海道に移住してみるのはいかがでしょうか。からっと澄んだ夏空が待っていますよ。

室内が暖かい

「北海道は寒い」といったイメージは誰もが持っているでしょう。
夏は涼しいかわりに厳しい寒さからは免れませんが、実は北海道の真冬の家の中の温度は日本一高いと言われています。
暖房で部屋を暖めるといった印象が強いですが、北海道の建物や住宅は、外からの冷気を遮断し、熱を逃さないよう工夫されているのです。新しい家ですと、断熱性能の向上によってさらに暖かさが保てるようになっています。
デパートやスーパー、またタクシーなどの乗り物も、ほっとするような暖かさで迎えてくれます。

絶景スポットの多さ

北海道にはスケールの大きな大自然が各地に広がっています。
有名なのは「富良野のラベンダー畑」や「知床五湖」、「函館山からの夜景」「大雪山旭岳」「雲海テラス」「小樽運河」などです。大自然の景観が楽しめるスポットから、大正ロマンが感じられるスポットまで多岐に渡ります。
北海道のどのエリアに移住しても、道内の景色をすべて堪能するのにはかなり時間を要するでしょう。それほど、魅力があるまちなので、「週末は美しい景色を焼き付けにいろんな場所に行きたい」といった方にぴったりです。

デメリット

次にデメリットについてご紹介します。北海道に移住する際にデメリットとして挙げられるのは以下の2つです。

  • 光熱費がかさむ
  • 荷物の配送に時間と送料がかかる

デメリットについて知ることで、移住する前の事前準備や、心構えができるので、ぜひ参考にしてください。

光熱費がかさむ

北海道に住むならどうしても避けては通れないのが「冬の寒さ」です。
そして、それに伴う光熱費問題はきちんと把握しておきましょう。住宅の気密性や断熱性は常に向上していますが、やはり、これまで住んでいた場所と比較すると、家計における光熱費の割合は高くなるでしょう。
北海道は冬の期間が長いといったことも光熱費がかさむ理由です。都市ガスや電気、灯油など、使用方法を変え、家庭にあった節約を検討する必要があります。

荷物の配送に時間と送料がかかる

インターネットで商品を買うとき「送料無料※ただし北海道・沖縄・離島は除く」といった文言を誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
北海道は、本州からの荷物の受け取りや配送料金が割高になることがデメリットとして挙げられます。荷物の到着も、東京圏に比べてプラス1,2日ほどかかることも把握しておきましょう。
また、天候による遅延などもあるため、余裕を持って注文する必要があります。「明日これが必要!」と頼めば翌日すぐに届くといった状況に慣れている方は、きっと不便さを感じるでしょう。