日本で最も大きい面積を有する北海道には179もの市町村が存在します。広いがゆえにさまざまな魅力がある北海道での田舎暮らしは「どのように移住先を決めればいいのか分からない」といった方も多いでしょう。この記事では、おすすめの市町村や、支援制度の充実した自治体をご紹介します。

北海道で田舎暮らしをするならここ!おすすめの場所5選

北海道で田舎暮らし!北海道のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

北海道は、都道府県で最も大きい83,424平方キロメートルの面積を有しています。
「冬が寒い」のはまぎれもない事実で避けては通れませんが、その寒さを上回る魅力がたくさんあります。ここでは、北海道で移住する際におすすめのエリアを5つピックアップしてご紹介します。

  • 旭川市
  • 帯広市
  • 函館市
  • 小樽市
  • 千歳市

北海道は、海に囲まれた道南エリアや広大な平野が広がる十勝エリアなど、エリアごとにさまざまな特徴を持つまちです。
自然環境や気候、他県へのアクセスの良さなど、自分自身が移住するにあたって、何を重視しているのかを考えながら読み進めてみてください。
それでは、各エリアの詳細についてご紹介していきます。

旭川市

北海道で田舎暮らし!北海道のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

北海道の中央部に位置し、文化や政治経済、産業においても中心都市といえる旭川市。「国際会議観光都市」にも認定されており、毎年多くの観光客でにぎわっています。
全国的にも有名な「旭川動物園」では、ホッキョクグマやペンギン、オランウータンなどに会えますよ。
旭川市は都市部の機能も発達していることから、ほどよい田舎暮らしができるまちです。

また、道内トップクラスの医療体制が整っている点も魅力です。休日や夜間など、症状に応じた対応をしてくれる医療機関があるのは、小さなお子さんをもつ家庭や高齢者世帯で移住を決めるのに大きなポイントとなるのではないでしょうか。

帯広市

北海道で田舎暮らし!北海道のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

北海道の中東部に位置する帯広市は、平地のおよそ半分が農地となっています。
とくに農業・酪農が盛んで、新鮮な乳製品などで作られるスイーツが絶品です。全国的に有名なお菓子のひとつとして「マルセイバターサンド」が挙げられますが、帯広市にはこのお菓子を作っている「六花亭」の本店があります。
食に関するイベントも多数開催されており、食べ物目当てに観光に訪れる方もいます。
帯広市に住めば、おいしい食を毎日堪能できる上、乳製品や新鮮な野菜が安く手に入るので、「グルメ通」な移住希望者にぴったりなまちといえるでしょう。

帯広市は、移住体験や支援制度も充実しています。まずは実際に訪れて帯広市の魅力に触れてみると良いですね。

函館市

北海道で田舎暮らし!北海道のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

北海道の南部に位置する函館市は、北海道でありながら、降雪量も少なく、1年を通して比較的過ごしやすい気候が特徴です。
美しい夜景や、異国情緒あふれる街並みで、毎年多くの観光客が訪れるまちです。
北海道新幹線「新函館北斗駅」が開業し、陸路でも首都圏にアクセスできるようになったことも、移住地候補として名前があがる理由でしょう。

函館市には、充実した医療機関・福祉施設が備わっており、待機児童がゼロな点も移住先を決めるのに大きなポイントです。
観光都市のため、街並みもきれいなうえ、住みやすいまちとして人気です。

函館市には移住の先輩も多く暮らしており、移住に関する情報や制度も充実しています。
函館市の暮らしについてもっと知りたい!という方は、函館市が発行する冊子「函館暮らしがいど」「移住者が語る函館暮らし」をチェックしてみてくださいね。

小樽市

北海道で田舎暮らし!北海道のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

小樽市は、北海道後志地方北部に位置するまちです。石狩湾に面しており、古くから「港湾都市」として発展してきました。
歴史的建造物が多く、レトロな雰囲気のある街並みを目当てに訪れる観光客も増加傾向にあります。
また、小樽市は「坂」が多いことでも有名です。大小関係なく、あらゆる場所で坂に遭遇するため、自転車での移動がきついといった声も多く見られます。

海と山に挟まれた小樽市は、移住支援も充実しています。なかなか実際に小樽市へ訪れる時間がないといった移住希望者にはオンラインでの相談会や移住体験ツアーなども開催していますよ。

小樽市について詳しく知りたい方は小樽移住情報サイト:「笑(え)になるおたる」を検索してみてください。

千歳市

北海道で田舎暮らし!北海道のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

北海道の空の玄関口である「新千歳空港」のある千歳市。新千歳空港の国内線乗降客数は、羽田空港に次いで国内第2位です。アジアを中心とした国際線も運航しており、道外や海外旅行にすぐに行ける点も魅力的です。
千歳市は、透明度の非常に高い「国立公園支笏湖」を有しており、キャンプやカヌーなどのアクティビティで湖を満喫することできます。
西部には、緑豊かな自然も広がるなど、のびのび暮らせる環境が揃っています。

千歳市は、子育て支援も充実しています。「子育てするなら、千歳市」を掲げており、子育てに役立つ情報を発信するSNSの運営や、「ちとせ子育て特典カード」を配布し、協賛店よりさまざまな特典を受けられるようにしています。
過去には、千歳市に転入してきて間もない子育て家庭にむけて、「転入親子ウェルカム交流ツアー」なども開催しています。

千歳市が実施する子育て支援のもっと詳しい情報は、自治体のホームページをご覧ください。